VCの視点を少し知ることができた [BizDevAcademy ビジネス講座]

 こんにちは。notch_manです。2週間ぶりになりましたBizDevAcademyの体験談です。BizDevAcademyって何ぞやと思われている方、わいも参加したいぜ!という方は下記のサイトを詳しくご覧ください。

 今回の講座は東工大提携VCの株式会社みらい創造機構取締役の金子大介様から「ベンチャーキャピタル概論とキャリア考察」と題してVC視点での物の見方や、金子様自身のキャリア経験を通じてアドバイスをしてくださいました。

時価総額クイズ

 今回の講座は1時間近いアイスブレイクの後に講義が続いていく流れでした。そして、最初のクイズが

時価総額上位5社(2位~6位)を順番に答えよ!

 でした。私は何となく、答えが分かっていましたが金子様が言われていたのは「何となく答えたとしてもそれが尤もらしいような説明をすぐに出来るのが良いよね」ということです。というわけで、私も尤もらしい説明まで出来るように頑張りましたよ!
 私の答えは

Apple > Microsoft > Amazon > Alphabet > Facebook

 としました。この理由は(記事書いているときなので後付けも混じってますがお許しを)

AppleはiPhoneが一番の収益源かなと思いました。なんせ、世界のスマートフォンの25%はiOS端末ですから相当な規模だと思われます。かなりサバを読んでも、5万円* 80億人*0.25 * 0.7 = 70兆円の売り上げですからこれは凄いです。2位のMicrosoftはAzureが伸びているのと腐ってもWindowsやOfficeなどのソフトウェア収益やSurfaceブランドなど複数の収益源があるからこの位置だろうと思いました。AmazonはAWSで急成長しているから、GoogleもAmazonと似た構造だと思われるがAmazonは物販もやっているのでそちらに歩がありそう。最後はFacebookでGoogleなどと比べるとそれほど強固な収益源は無いから5位だろうと。

って感じで、こんな思考を脳内でやってました。こう説明すれば、適当に選んだとしても何となく説得力は感じますよね?(多分)
 クイズの答えもこれと同じでしたので全問世界でした。

 次は世界の時価総額上位50社のうちA~Fに当てはまる国名を答えよという問題でした。選択肢は日本、中国、韓国、台湾、フランス、スイスです。図が出せなくて申し訳ないんですが、7,8位にA(他もあるけど)、13,14,37位がB、15位がC、20位がD、28,43位がE、46位がFでした。これも根拠立てて説明すればいいんですが、ここで私はケアレスミスをしましてD~Fを外しました。説明中にミスに気付いてめちゃ悔しかったです(悲)
 というわけで、私の回答を紹介します。

Aは中国。その理由はアリババとTencentという2大企業がいるからこれが7,8位だと。韓国と台湾にはそれぞれSamsungやTSMCという超有名企業がありますが、この2社を比べたらSamsungの方が強いだろうと判断してCが韓国、Dが台湾。FはSamsungやTSMCに勝てない50位唯一のランキング企業はTOYOTAだと思ってFは日本にしました。フランスとスイスが難しいのですが、フランスはルイヴィトンだろうと思ってEにしました。残りはスイスだったので消去法で選びました。

 という説明をしながらAから中国、スイス、韓国、フランス、日本、台湾と回答したので完全にやらかしましたw

 最後の問題はUUUM,ライフネット生命、レアジョブ英会話、メルカリ、弁護士ドットコムの5つを時価総額の高い順に並べよという問題でした。ヒントにはここ1年ほどの株価の推移グラフが示されました。

 私の回答はメルカリ > 弁護士ドットコム > ライフネット生命 > UUUM > レアジョブ英会話としました。その理由は以下の通りです。

 メルカリは海外進出もしているのでトップは間違いなし。株価の推移をみてもコロナ渦でも上昇していることからも間違いなし。弁護士ドットコムは弁護士の紹介業的なのをやっているのではないかと思い、客単価が高いので地味に2位ではないかと予想。さらに、新型コロナ関連で弁護士需要が増加することは間違いないので2位と予想しました。3位のライフネット生命は最近伸びているネット保険業界でいくら何でもUUUMやレアジョブ英会話よりは時価総額高いでしょという考えで3位に。UUUMはこの4社の中で唯一株価が下落傾向でその理由は年明けのゴタゴタだったり芸能人のYoutubeデビューが相次ぐなどあまり良いニュースが無かったので4位にしました。レアジョブ英会話はおそらく伸びているんだろうけど、英会話のコンテンツ力的にそこまで時価総額は高いのか?と予想して5位にした。

 こんな感じに、ある程度論理的に考えられたのではないでしょうか。ちなみに正解は僕の回答通りだったのでクイズ1,3は全問正解、クイズ2は半分正解で参加者トップの成績でした(やったぜ)。

 ベンチャーキャピタルって何?

 長いアイスブレイクの後はベンチャーキャピタルとは何かというお話をいただきました。しばしば対比として挙げられる(?)銀行とベンチャーキャピタルとの立場や役割の違いを対比しながら説明してくださいました。会社との立場や収入源、さらにお金を払うか否かの審査の着眼点の違いなど多くの事を学ぶことが出来ました。

 金子様の人生談を聞いた感想

 ベンチャーキャピタルについての話を聞いた後は金子様の人生談を聞きました。私が一番印象に残ったのは金子様の行動指針にあった

・まずやる、そしてやりきる
・悩むのではなく考える
・孫が目を輝かせるか

の3つの点です。「まずやる、そしてやりきる」は私に結構刺さりましたが、何事も最後までやりきるのは重要だと改めて実感しました。そして、やりきるのが大変だとわかっていてもそれをやるという決断力も大切ですね。
 次の「悩むのではなく考える」はイシューから始めよという有名な本にも書いてある内容で簡単に言ってしまえば「悩む」は生産性が無いけど「考える」は生産性があるよって話です。「悩む」って例えば「好きな子に告白しようかどうしようか?」ってことですが、これ考えていたところで「告白する」か「告白しない」の決断は下せないですよね。こういう時に考えるのは「好きな子に告白するか否か」ですよね。こうすればYes or Noと答えのあるトピックになります。この答えが出せる問題にどれだけ取り組めるかが重要だそうです。私も今後とも意識して生活していきたいと思います。
 最後の孫の目が輝かせるか?というのは、自分に子どもが将来居るとは微塵も思いませんが、幼稚園とかふと訪問した時に僕がやっていることを伝えてそれを喜んでくれるかどうかですよね?もちろん「パソコンで〇〇を作ってる」とか言っても伝わらないですが、「多くの人の生活を助ける仕事をしている」と言えれば喜んでくれますよね?(おそらく)だから、こういう風なことが言えるような生き方をしていきたいなと改めて思いました。

 というわけ今回は手短な内容になってしまいましたが、自分の人生観に刺さる貴重なお話を聞くことが出来ました。本当にありがとうございました。

 というあたりでそろそろ締めたいと思います。また、次回お会いしましょう。ただの感想文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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