青春を共に駆け抜ける物語「Extreme Hearts」を観て欲しい。
はじめに
キングレコードが主催しているライブイベント『KING SUPER LIVE 2024』の開催が2024年5月に決まりました。おめでとうございます!
キンスパが有観客で行われたのはなんと2018年の東京ドーム公演までさかのぼるみたいです。
その6年前の『KING SUPER LIVE 2018』は私にとって初めての東京ドームのライブイベントだったため実は思い入れもあったりします。
2020年の開催が流行り病の影響で中止してしまったこともあり、待ち遠しかった方も多かったのではないでしょうか。
そしてそんなキンスパ2024のDAY2にはアニメ「Extreme Hearts」より「RISE」というグループが出演されます。おめでとうございます!!
そんな今だからこそ声を大にして言わせてください。
2022年夏に放映されていたアニメ「Extreme Hearts」を観てください、と。
Extreme Heartsのアニメとしてのジャンルは「スポーツ」×「音楽」と説明すれば大きく異論はないかと思います。
曲も良ければ女の子がカッコかわいい作品になっているのですが、本アニメはこれまでのアニメとはどこか違うような体験ができるのも1つの魅力です。
その要素は「ライブ感」から来ており、そのためキンスパみたいな「ライブ」が好きな人に刺さるところがあると思い、キーボードをガタガタと叩いております。
もしキンスパへ行く予定があれば私と一緒にKアリーナでRISEを応援しませんか…?
え、キンスパに行く予定はない?
「可愛い女の子(二次元)が夢を追う物語」は好きですか?
…それではこのアニメを見て、一緒にRISEを応援しましょう!
「Extreme Hearts」とは
本アニメをオススメするにあたり、初めにあらすじを書こうと思いました。
が、私はこういうのを書くのがあまり得意ではありませんので、公式の文章を引用させていただきます。
本作は一度は歌手の夢を破れた少女「葉山陽和(はやまひより)」が「スポーツの大会」に挑む物語です。ですから、ジャンルに分けると大きく「スポーツ」と「音楽」の2つが当てはまるわけですね。少し珍しいかもしれません。
あと後ろのほうに専門用語が見えましたが、あまり気にしなくていいと思います。「ハイパースポーツ」はなんだかすごいスポーツです。
なんかフットサルとかバスケとか野球とかをとんでもパワーでやります。
続いて原作・脚本の都築真紀さんのコメントを引用させていただきます。
つまり、「Extreme Hearts」はスポーツと音楽から描かれる「青春の物語」なのです。自身の夢をかけた挑戦、そんな彼女らの「ひと夏の青春」をぜひ体験して欲しいです。
当記事では「Extreme Hearts」をオススメしていくわけですが、しかし、肝心の視聴方法について重要なお知らせです。
オタクご用達のdアニメストアでは2023年12月31日に配信が終わってしまいます。
そのため、dアニメしか入っていないよという方は今年中に見てください。
見放題の配信情報としては「U-NEXT」は来年以降も続くようです。年明けなら観れるけど今年はちょっと…という方は「U-NEXT」の加入がおすすめです! 初月無料!(回し者?)
また、「FOD」や「DMM TV」は引き続き見放題のようですが、きちんと判断できなかったので責任が取れません。ごめんなさい。
レンタルとしては『Amazon Prime』は各話330円、『バンダイチャンネル』では各話220円で配信されているみたいですね。
無料で観たいという方にも朗報です!
Abemaでは「12月19日から12月26日」の1週間限定で「無料配信」しています!
(1週間は短すぎませんか?)
視聴順(個人的なおすすめ)
ということであまり時間もありませんので、まずは履修順をお伝えさせていただきます。
「Extreme Hearts」は「アニメ本編」のほか「サイドストーリー」と「ブログ」の計3つの媒体で進行していきます。
わたしのおすすめは「①アニメ本編 の後に ②サイドストーリー を見る」です。
以上です。簡単ですね。
「サイドストーリー #0」はアニメより前のお話なのですが、やはり最初はアニメを見て欲しいと思います。
理由は後ほど書きますが、③ブログは読みたいタイミングがベストかなと思います。
余裕がないよって人はアニメが見終わってからでも大丈夫かと。
キンスパ行くし気になってたからいっちょ見てみるか!という方は本記事の閲覧はここまででOKです。
dアニメなりAbemaなりでアニメの1話へレッツゴーでお願いします。
①アニメ本編:「Extreme Hearts」(dアニメストア)
②サイドストーリー(Youtube):Extreme Hearts S×S×S(リンクは #0)
③ブログ(Web):葉山陽和のブログ (リンクは初回更新)
「Extreme Hearts」の魅力
こちらでは私の思う本作の魅力を書いていきます。私はできるだけネタバレ無しでオススメしたいため、本編の内容は1〜3話までに留めるつもりです。
しかし読んでいたら展開などがわかってしまう部分もあるかと思います。申し訳ないのですが、そういった点はご了承のうえ読み進めてくれると幸いです。
1.「スポーツ」から描かれる『再起』の物語
本作は一度は夢破れた女の子たちがもういちど夢へ向かって走り出す『再起』の物語です。一話冒頭、芸能事務所を辞めた主人公・葉山陽和は「歌を歌う仕事」を目指すべく「ハイパースポーツ」の大会へ挑んでいきます。
勝ち進んだグループは「ステージ」に立つことができますが、反して一度でも負けたらそこで敗退のシビアな大会です。陽和は歌手としての『再起』をかけてスポーツへ挑んでいきます。
そんなとても苦しい立場の主人公に対して、対戦相手にはすでに一定の人気や地位を確立しているグループもいます。
シアターアイドルのスマイルパワーは勝つことで「公演の告知」を目指しています。後がない陽和と比べるとなんだか温度差がありますね。本作は少女たちの夢や目標の違いもはっきり描いています。
小鷹咲希は一度はスポーツをあきらめかけた時に陽和の歌に救われた女の子です。
彼女は一度は離れた勝負の世界へ今度は自分が陽和を支える番だと再び挑みます。
本作は「ハイパースポーツ」は「娯楽のスポーツ」と言われており、通常のスポーツは「リアルスポーツ」と表現されます。
「Extreme Hearts」は小鷹咲希のように一度はリアルスポーツから離れてしまった人も「ハイパースポーツ」によって復帰できる面も描いていきます。
歌を愛する陽和はもちろん、陽和のファンである小鷹咲希の『再起』の物語でもあるのです。残酷な芸能・スポーツの世界の中でも誰でも挑戦ができる「スポーツの在り方」が描かれていきます。
そして娯楽のスポーツ「ハイパースポーツ」だからこその表現も光ります。
芸能大会「エクストリームハーツ」は「環境」も「チーム人数」も関係なく「夢」を持った人を受け入れられる場所として存在します。
努力次第でスーパープレイが可能な「ハイパースポーツ」はそのド派手な見栄えゆえにスポーツ観戦目的のファンも多いようです。
芸能を志す人にとっては「ステージ」が目標でありつつも「スポーツの試合」も自分を知ってもらえるチャンスの場となっています。試合の勝敗に関わらず、優れたプレイは観客の心に残ります。
そして対戦相手も同じ芸能の道を目指す存在です。試合で戦った間柄も、お互いの芸能活動を手伝ったり、練習試合に励んだりと、これからも続いていく関係となっていきます。
一見キテレツな設定に見える「ハイパースポーツ」ですが、それは少女らが「夢」へ挑戦するための道でもあります。
夢を叶えるために青春を「ハイパースポーツ」へ捧げる少女たちをぜひその目で見届けていただきたいです。
2. コンテンツにおける「私たち」について
もう一点だけ紹介します。こちらではストーリーの話はあまりしません。
「アニメ」のほかに「Youtubeでのサイドストーリー」や「ブログ」が存在している理由について記していきます。
「サイドストーリー」や「ブログ」が用意されている理由の1つは私たちがリアルタイムにキャラクターを応援できるようにするためです。
サイドストーリーを見る、というのはほかのアニメには無い「行動」かと思われます。行動を起こすことで自らが作中を追っているライブ感が強まっていき、コンテンツと同じ時系列に体験するようなことができます。
一見めんどうにも思えるアクションによっていわば「リアルタイム性」のような性質が生まれるのです。
そして自らが「作中のファン」になれるのも本作の良さです。これはアニメやサイドストーリーにもみられる部分ですが、その媒体として秀でているのが「ブログ」です。
いつしか書いた”③ブログは読みたいと思ったタイミングがベスト”の理由がこちらです。
なんで異次元フェスの岡咲さんなんですか? 岡咲さんは「Extreme Hearts」にも出演されているからです。
ちなみに「異次元フェス」が良かったな~という人にも「Extreme Hearts」はおすすめです。
さて、当たり前ですが岡咲さんの投稿は「異次元フェス」のお客さんへ向けて書かれていますね。「Extreme Hearts」のブログも同様です。
キャラクターの書くブログはファンないし読者に向かって更新されています。
僕らが「ブログへアクセスすること」によって、僕らは「彼女らのファン」になっていませんか?
という話です。
私たちのアクションによって、現代から「作中」へ没入することができる…と少なくとも私は思い、酷く魅力的に感じます。
もちろん本作は「アニメ」を見るだけでも十分楽しめると思います。
しかし、他の角度から追うこと――サイドストーリーやブログ――によって、どんどん「リアルタイム性」や「没入感」の性質が強まっていくように作られています。
ですから、「ブログ」は読みたくなったタイミングでアクセスしてほしいと思うわけです。
作品へリアルタイムに没入することで自らがファンになっていくような、どこか「主体的」になっていく不思議な感覚を楽しんでいただきたいです。
おわりに
本記事ではキンスパに行く人を中心にオススメしてきましたが、はじめに「ライブが好きな人」を挙げさせていただいた理由も前項であげた通りです。
なにより「リアルライブ」こそ、「リアルタイム性」と「没入感」の最たるものなのです。
改めて文章にするのは初めてですが、キンスパに出演する「RISE」は葉山陽和が結成したユニットです。
そんな彼女らが「Kアリーナ横浜」でライブに出演するので、ファンとしては本当にうれしいです。ガチ。
キンスパが発表される前は「Extreme Hearts」をあまり人へおすすめするつもりにはなれませんでした。「リアルタイム性」や「没入感」の部分をスゴいことだと思っても、こと「過去のコンテンツ」に対してはどちらもしぼんでしまいます。
けれど、キンスパの出演が決まり未来を期待できる、期待したいと思い本稿と向き合いました。
できるだけネタバレを避けたのも私がこれらを大事にしているからなのですが、もちろんそういうのを気にしないよという方もいると思います。
せっかく「音楽」もテーマなのだから「楽曲の良さ」も予習してほしい…。3話以降の内容となりますが、公式がアップしている楽曲を1つ共有させていただきます。
音楽が気になる方は覗いてみてください。
書かなかったのは楽曲だけではありません。
本作には魅力的なキャラクターがたくさんいます。前年度の神奈川県大会の王者である「May-Bee」や、萌えの塊であるところの「LINK@DOLL」、特に「Snow Wolf」という2人組ユニットには注目してほしいです。
そもそもキンスパに出演する「RISE」も半分以上のメンバーを言及しておりません。
ネタバレといえば当時「Extreme Hearts」の熱量をぶつけられる場所に、「ブログ」「感想」などもありました。視聴した後に熱い思いを持ってくれた人のために、一部ご紹介させていただければと思います。
そして、当たり前ですが(本当に当たり前なんですが…)いろんな人が愛しているんですということも改めて……。
「アニメ」の感想紹介コーナー(もっとオススメしたいけどごめん!)
そういえば「Extreme Hearts」は2023年3月に「リアルイベント」が行われました。
こちらのイベントは有料ですがdアニメストアで配信しています。
※2024年1月9日末まで配信。こちらは年始でも間に合います。
こちらの「イベント」もアニメに並ぶほど最高だったので、先人たちが思い思いの文章を残しています…!
「イベント」の感想紹介コーナー
(イベントレポがまとめてくださってる方がいらしたのでトゥゲッターです!)(演者さんや公式レポもあります!)
当イベントにてイベントの中でお偉いさんが新曲を作る約束をしており、約束のアルバムは来年の2月に出るみたいです。やっぱまだまだ「未来」へ続くコンテンツじゃないか。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
本稿の最後に「視聴順」を再掲しておきます。ええ、12月31日末をもってdアニメでの配信が終了してしまいますので…。
この記事きっかけでなくとも、どこかで「Extreme Hearts」に興味を持ってくだされば、それに勝る喜びはありません。
そして願わくば、来年にはアルバムの発売と大きなライブを備え、これからも未来へ進んでいく「Extreme Hearts」を一緒に追いかけてください。
それではみなさま、来年のキンスパ2024でお会いしましょう!
↓このアニメの履修方法(再掲)
視聴順(個人的なおすすめ)(再掲)
①アニメ本編 → ②サイドストーリー
各種リンク
①アニメ本編:Extreme Hearts(dアニメストア)
②サイドストーリー(Youtube):Extreme Hearts S×S×S #0
③ブログ(Web):葉山陽和のブログ 初回更新
本記事について感想、意見などなにかありましたら Twitter @tanigawa0731 までご連絡ください。
特に最後のブログ、文章は無断で紹介させていただきました。すみません、ご連絡いただけましたらすぐに対応させていただきます。
本記事は「Extreme Hearts」のアニメーション画像を作品紹介目的のために引用しております。アニメーション画像の著作権は全て「©PROJECT ExH」に帰属します。
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