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Start Sign

エクハの新曲が2/14に販売されるらしいです。みんな、買おう。

Start Sign
7日の夜にStartSignのフルを聴いては落涙し色々な考えが巡ったっぽい。
これを言葉にするにはエクハのアニメはもちろん、様々なことまで考えてしまって、簡単に言葉にできそうになくて諦めてしまった。
といいつつも今思っていることを散逸的にでもいいから書いておこうかなと。日記だしなこれ。

家族の話
エクハのアニメが最高の仲間と出会っていく物語であるならば、Start Signは出会っていくこれまでの上で「最高の仲間と歩んでいく」またべつの始まりの歌です。
エクハはRISEという「仲間」の物語です。ただ、フォロワーによって感覚が言語化された気がして膝を打ったこととして『葉山陽和にとってRISEは家族になった』という話がある。いわれてみれば葉山は家族に関する言及は極めて薄く、北海道にいるらしい親代わりのシノちゃんの存在ぐらいだ。なぜ"親代わり"なのか結局明らかにされていない。これは本編の主題ではないから陽和の夢に直接はかかわってこない部分でもある。(もちろん本人の根源的な情動として関係はあるかもしれませんが)
上京して1人暮らしをしている高校生がアーティスト活動が鳴かず飛ばずでも弱音一つ吐かずにいて、そんな彼女がRISEとして活動していくことによって変化が生まれてくる。家に人が集まっていき、最終話の時には彼女を心配したチームメイトが彼女の家で一夜を明かしている。これは家族のような姿にうつったし、岡咲美保さんの言葉を借りるなら「居場所」でもあるように思う。

1話のはじめ機械的なAIでオーディション不合格を伝えられた1話から、最終話では有機AIのノノが腓骨筋腱捻挫をいたわってくれる。この何気ないやり取りはたった半年前ほどは無かったはずだ。
彼女にとって今の家がどれだけ明るい場所に見えているのか。思えば彼女が誰かの料理の匂いで目を覚ます、あのシーンが家族のようでなければどうだろうと思ってしまった。ローンの契約書で笑いながら泣いてノノと離れずにいられるのを喜んだが、彼女にとって本当の意味で家族になった証じゃないかと。ところでExH SSS2話で彼女が前原と小鷹の母親に挟まれていた時、いったいどんな暖かさを感じていたのだろうか。

歌詞の話
そんな葉山が歌い始めるのだ。「大好きをもっと 集めて届けたい」と。
アニメシリーズを通してできたRISEというチームは家族のようだと感じられる。彼女の「大好き」の先は「家族」のような温かさを得たんだろうか、なんて思って #エクハESP で試聴を聴いたときにボロボロと泣いてしまった。
しかし、それだけではないんだろう。僕らは決勝戦後のライブで「大好き」と伝えられているので大好きの対象でしょうし、活動を通して交流を深めた他のハイパーアイドルたちもこの輪に入っているはずだ。

”こっちがちょっと照れるくらいまっすぐ好意を向けてくれる”
”私はきっと、理瀬のこと好きになったんだ。”
"最近知った、わたしの好きな曲"
"でも、これだけは言わせてね みんな大好き――"

彼女らはいつも誰かを”好き”な気持ちをまっすぐ伝えてくれる。それが魅力的で、だからこそ彼女らがアイドルになった時に応援したくなるのかもしれません。

「本当に私の歌を買ってくれた人なんて、ほとんどいないのかもしれないけど。それでもいいんだ、私の歌を好きだって言ってくれる子がいるから」

そういって止まっていた少女が前を向いて走り始めて、さらに前を見ようとしてくれたのが「大好きをもっと 集めて届けたい」で伝わってくるんだ。走り始めた彼女を知っているからこそ、改めてそれを始まりに伝えてくれるのがまぶしくてたまらない。

あーーーやばい。たった一節でこんなことになっていて。ということでもう書くのをやめようかなとも思ったんだけど、この部分に触れないわけにもいかない。

風に揺れる名前もない花
あの日優しく 微笑んで
見つけてくれたね だから
どこまでだってつよくなれるんだ

名もなき花のセルフサンプリング、そこから一節ずつメンバーが続いてくる。これも葉山陽和さんが歌詞を書いたんですね……。
「見つけてくれた」は陽和でもあるけれど、理瀬であり雪乃でもありますね。「だから」と念を押すことで前進する雪乃の姿は6話「心の剣」を彷彿とさせられます。
「微笑んで」純華は陽和の温かい人柄と触れて彼女を支えました。「あの日優しく」ずっと、ずっと見守っていたのは咲希です。
こんな言葉にしなくてもわかるぐらいここには彼女らの全部が詰まっていた歌詞だと思います。
なんかこうして言葉を書いていてどんどん無粋だなと感じてきて焦っています。

大好きがもっと
みんなに届くように
同じ思いを響かせ合い
さあ 始めよう

順番が入れ替わりますが、2番のサビです。
「大好き」が僕らだというのはもちろん本編を咀嚼すればわかるのですが、
この「みんな」という言葉どう思いますか。

エクハ楽曲の中では「君」「僕ら」という人称は使われますが、ことRISEでは一節もこの「みんな」なんて言葉は入ってなかったです、はず。俺が間違ってなければ…ないよ。
既存の楽曲が5曲もあって今まで使ったことのない言葉が出てきます。
みんなにはRISEから見たみんな、つまり「ファンである俺ら」に向けた人称だと思い込みました。そうすると彼女らがよりアイドルらしく、素敵で高い場所へ向かっていくようにも思います。
SUNRISEも全力challengerも、「僕ら」「君」という言葉で表現されます。それはやはり陽和から見た咲希であったりRISEのメンバーなんだなと感じられるし、チームメイトに少し見栄を張ってしまっていた不器用な陽和の本当の気持ちが含まれたりしていて素晴らしい詞です。
なのですが、やはりRISEとしての詞の印象が強いです。

「みんな」という言葉だけで、Start Signのこのスタート地点に立っている理由に俺らが含まれている嬉しさと、これからRISEは俺らに向けて大好きを届けてくれるんだと思って無性に嬉しかったんですよね。
本当にまとまらんな!そんな感じ!

試聴


エクハの新曲が2/14に販売されるらしいです。みんな、買おう。

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さらに散逸的なメモ

・with you というハーモニーも俺らだよな。

・May-Beeの「Belive in smile!!」はさ 「青空の先に 未来が待ってる!」なんて言葉を紡いでくれててさ。これってRISEのことを意識して背中を押してくれててすごいよ

目的地はまだ先でも
歩いている現在(いま)も大事だって
気づいたときに
笑顔が増えていくから!

Believe in smile!! の歌詞

SSの最後の「きっとずっと 終わらない夢を いつだって笑っていこう」という詞とこれ比べて「笑って」に含まれる過程(いま)をみとめてくれてるのが、夢に挑む彼女らを応援する俺らの「いま」でもあるから、そこをきちんと言及してくれるのが嬉しいんですよね


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