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シャニマス3rdライブ福岡公演に関する感想文

5月29日と30日に開催された [THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE PIECE ON PLANET/FUKUOKA」(通称シャニマス3rd福岡)に現地で参加した。

アソビストアプレミアムの先行抽選に当選したは良いものの、このご時世で緊急事態宣言
下、無観客での開催や中止もやむなしと思っていたところでまさかの観客有での実施を公式が発表。今回の高山Pは本気だった。

色々纏めているうちにあれよあれよと文章が長くなっていったので、note記事の作成に挑戦してみようと思う。

ライブ前に起こった災難(見なくていいやつ)

※ここの文書は自分が自分がDay1のライブ会場に行くまでに起こったゴタゴタを愚痴ったもので、シャニマスライブの魅力を直接伝えるものではありません。興味の無い方はスルーしてください。

ライブの実施が発表され、早速元々一緒に観ようと言っていた友人と週末の予定を組む。ライブ3日前に席順が発表され、両日ともAブロックでDay1が5列目50番前半、Day2が4列目30番前半だった。

Aブロックがどのあたりかは想像つかないし、ブロックで値段が変わるわけでもないのだが、Aというくらいならそれなりに好位置ではあるのだろうと解釈。

そしてDay1当日、博多駅で待ち合わせ予定の友人を迎えるために車で北九州の住処を出発し、12時前に合流。昼食を取った後に小倉駅近くのライブ会場へ移動する。

しかし高速を走行中、問題が発生。車後方から異音が聞こえると思っていたら、タイヤがバ
ーストしていた。今からSHHisのOHMY GODの初披露を観ようと言う直前に自分がオーマイガーな状況になってしまった。なんてこったい。

幸い車にはスペアタイヤを積んでいたので、ロードサーピスを呼んでタイヤを付け替える
だけで走行自体はできそう。とはいえ時刻は13時半。ロードサーピスの対応時間と、そこ
から下道で会場に向かうことを考えると、開演時間の15時半には到底間に合わない。

しかし俺も友人も1st ライプ以前からのシャニマスP。スプパの中止や2nd ライプの1年
延期を経験した者達だ。面構えが違う。(特に友人は昨年5月の2ndライブの現地観覧が当
選したのに延期&無観客開催で生観覧が1度とん挫している経験を持っている。)タイヤの
バーストくらいなんだ、ここで諦めて霧子のソロ曲をもし聞き逃せばそれこそ一生後悔す
ることになるぞと落ち込みかけた精神を奮い、可能な限り安全運転で会場への移動を再開
した。

で、開演から1時間経過した16時半前にようやく会場に到着。入場口にいたスタッフさんに所用で遅れたが今からでも入場したい旨を伝えると、既に開演しており、足元も暗いのでこちらで割り振られた席まで案内してくれると言う。

エントランスから公演ホールの扉を開けると、100m先のステージで今まさにイルミネーションスターズがユニット曲のTwinklewayを歌っている最中だった。おぉ、真乃(関根 瞳さん)とめぐる(峯田 茉優さん)を肉眼で見ている!と感動している間にも、スタッフさんは会場を前へ前へと進んでいく。

周辺の同僚Pの熱量に気圧されながら、次第に大きく見えていくイルミネの2人を観ながら、90mほど歩いて案内されたその席は、ステージ最前列から数えて5列目の席だった。

え?Aブロック5列目ってココ?じゃあ明日のAブロック4列目ってこれより更に一つ前
の方ってコト?なんていうか、ヤバいね、この景色。(浅倉透並みの感想)

自分の当選した席がその中でもSSR級だったことに戸惑いながら、自分と友人はいよい
よ初の生ライブを体験することになった。

と、ここまでがライブに望む前の話。

割り振られた席の立地が良すぎる


福岡公演の会場となった西日本総合展示場新館ABCホールは下記の図のような構成となっており、自分の観覧席はDay1が赤丸部分、Day2が青丸部分であった。

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改めてステージが近い。こんなド前方だとは思ってなかった。逆に緊張するよ。周辺の同業シャニPも服装やらサイリウムやらがガチガチの重装備で名古屋、東京も勿論現地参加ですって感じ。
そして1部の曲目で用いられるゴンドラ(アイドルが乗って観客席を練り歩く手動の高台)の進行ルートが記憶の限りだとこう。


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これまた Day1の席だとゴンドラが真横を通るような形になり、アイドルとの距離は最接近時で3mもないくらいだ。
両日ともにとんでもなく良い席だが、初の現地参加がこんな好条件の席だと今後のライブで現地参加した際に物足りなくなってしまわないか不安になるくらいである。

今回の席の特徴としてはとにかくアイドルとの距維が近い。ホントに近い。表情もわかるか
ら円香(土屋 理央さん)がうっすら微笑んでいるのも見てとれるし、にちか(紫月 杏朱彩さん)の叫びがマイクを通さず直接肉声として耳に届く。3rdライブはリフトを使った高い位置での演出も多かったが、見上げればアイドルたちのおみ足もしっかりくっ
き付けることができた。
これが最前方ブロックでの観覧か。流石はアンピストアプレミアムだ。年会費約5,000円払
ってるだけはある。一生ついていくぜ。
いや、本当に、真剣感謝(マジアザ)っす。
重低音が聞こえてきたら、ライブが始まる合図だ。
さて、ここからがライブを現地で参加してきた感想となるが、配信での視聴と大きく異なる
占はステージ全体を想動できる視界の広がりや、一緒に参加した同業Pらとの一体感など、挙げていけばキリがないし、自分の稚拙な文章力ですべてを表現することは難しいのだが、
あえて大きく感じたことを取り上げるとするならば、現地だからこそ聞ける重厚な音響は、
配信と現地では大きく異なるように感じた。
アンティーカとストレイライト、そして福岡公演ユニット曲を初披露したSHHisと、シャ
ニマスの楽曲は他のアイマスシリーズと比べてもロック的、メタル的なものの割合が多い
(ミリとsideMをまったく知らないにわかPの個人的な感想です)ため、リアル会場の巨大
なスピーカーから放たれる激しい曲調と腹に響く超重低音を体に受けながら見るアイドル
たちのダンスは、画面越しで感じるものとはハッキリ異なると言える。上記に挙げた3ユニ
ットが推しのPの皆様には、特に現地を体感してもらいたい。
勿論ほかのユニットも現地で体感する衝撃は大きい。イルミネでは灯織(近藤 玲奈さん)
不在だからこその演出のエモさをたたき出してくるし、アルストは甘奈(黒
あるごとに涙ぐんでしまうのが灌漑深いし、ノクチルは透明感が凄い(
界)。
あと放クラの楽曲のホール全体が一体となってバイブスぶち上げまくる感覚もストリー
ング配信の比じゃなかった。ただこれに関しては今のライブは感染防止対策で観客の発声
禁止なので、ある意味地獄でもある。

ただ、すべてがおいて現地参加が配信より上回っているかと言うとそうではないと思う。ア
イマスライブの配信はカメラワークが神がかっててホントに生放送なのか疑うレペルだし、
3rdライブは配信映えを意識してモニター上での映像効果マシマシだったし、Day2ラスト
のサプライズで表示された「ツアーお疲れ様でした!」のレーザーが見えてなかったからア
がどうして急に泣き出したか現地では分からなかったしで、シャン
記信は見どころという見どころを3時間超の映像として綿密に詰め込まれた
しされるので、配信で十分という意見も全然ありだと思う。アイドルもちゃんと「配信で見
てくれてるプロデゥーサーの皆さーん!!」って言ってくれるし。
ただ、現地参加は映像媒体化がほぼ確約されている配信と違って、その日限りの夢のような
体験を得るイベントみたいなところはあると思うので、少しでも現地でのライブが気にな
るなと思ったのなら、参加してみるべきだと思う。
ご時世的に難しいところはあるけれども。

セトリってセットリストの略なのね

福岡公演のDay1、Day2のセットリストが下図の通り。

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折角なので1曲ずつ感想を述べていこうと思う。

ㆍ SOLAY WAY
 シャニのライブって今まで1曲目はSpreadtheWings!!かAmbitiousveのイメージだったから、この曲が1曲目の3rdライブって特殊だよね。なんにせよ初手からテンション爆上げで始まるのは新鮮。あとにちか(紫月 杏朱彩さん)はここ。

・リフレクトサイン
 ルナ組がクールに歌ってくる楽曲。歌唱力もダンスも強い。カッコいい。

・プラニスフィ~lanisee~
 千秋楽ではついに智代子(白石 晴香さん)が加わり遂に完成形となったステラ組のプラニスフィアが素晴らしかった。以外にも美琴(山根 綺さん)はここ。

ㆍSpread the Wings!!
 親の顔より聞いた初代全体曲。SHHisの2人が加わっても安定感は変わらず。

. Twinkle way
 Day1はこの曲の途中から参加。正直初めて肉眼でみたシャニのアイドルがイルミネの2
人なのはなんだか運命的で感極まってしまった。灯織(近藤玲奈さん)不在でも途中で差し込まれる青色の演出が卑怯なんよ。

・ダブル・イフェクト
 天使。それはともかくこの曲はアルスト3人のダンスで歌詞を表現して初めて完成だと思う。よくよく聞くととんでもねー歌詞歌ってるよね。

・五ツ座流星群
 Day2でついに5人揃い星を完成させた放クラメンバー。それにしてもギャラクティックシリーズの衣装は統一性ないしぶっ飛んだデザインしてるのに綺麗にリアルに落とし込んでいるのは凄い。

・Black Reverie
 ダンスの振り付けが独特なアンティーカでも特に特徴的な踊りを披露する曲。1度見ると色んな意味で忘れられない。
 結華(成海 瑠奈さん)の歌唱力の高さはリアルで聴くとより圧倒された。

・Hide & Attack
ここまで和風サイバーバンク貫くともうアイドルには見えない。カッコいい×3の暴力に震える。冬優子(幸村 恵里さん)の隠置シンギュラリティ衣装はポニテも相まってめちゃくちゃ美人。

・いつだって僕らは
 昨年10月のMUSIC DAWNでの初披露から1年足らずで10回以上歌ってると考えると、ノクチルは凄い速度で経験値積んでいってるなあと思う。ダンスのキレも見るたびに洗練されてるし、今回は透(和久井優さん)も気負い過ぎずに歌えてるなあ。という印象も持った。

・純白トロイメライ
 サビでメンバーが自分に関連するパートを歌っていくのホント良いよね。特にライブだと咲耶(八巻 アンナさん)が迫真で叫ぶ「ぅ寂しさぁをー!」がめちゃくちゃ好き。

・Anniversary
 通称「シャニマスがアニメ化した時に「薄桃色にこんがらがって』の回に流れる特殊EDのヤツ」。アニバーサリーってタイトルもズルい。最後は1つになるんだよなぁ。

・あの花のように
 円香(土屋理央さん)が歌の間はずっと円香らしい振る舞いを貫いててスゲーんだけど、ゴンドラ乗ってすまし顔でプロデューサーに手を振ってるところはなんか政治家みたいで変な笑いが出てしまった。

-ソロ曲-

・Going my way
 イントロの秒針音が聞こえてうおおおっ!ってなるやるなった。隠匿シンギュラリティも凄い衣装だけど、ネオンライトロマンサーも大概ヤバいよね。愛依(北原 沙耶香さん)の後ろ姿パネェ。

・statice
 卑しかジェットストリームアタック(目くらまし担当)。爽やかで透明感があるすっきりした曲。透明感あるけど、歌詞は新しい自分になるために踏み出しはじめようとしている、まさに『さよなら、透明だった僕たち』なノクチルリーダーらしい曲。

・アポイント・シグナル
 卑しかジェットストリームアタック(砲撃担当)。まさかのリーダー二人目。恋鐘(磯部 花凛さん)の英語バートがアンティーカとして歌っている時以上にポヤポヤしているのが良い。

・Darling you!
 卑しかジェットストリームアタック(とどめ担当)。Pを確実に殺しにかかる Day1ラストのソロ曲。曲調がアルストのLoveAddictionぽい中で、千雪(芝崎 典子さん)が歌うストレートな歌詞ざ刺さる。
 ちなみにこの1時間後、アルストPは再度殺されてました。

・チョコレート・サンデー
 カメラマンを使った大胆なデート演出が光る。ああいう演出はそりゃあ智代子(白石 晴香さん)にやらせたら強かろうて。

・HAREBARE!!
 快活で元気なめぐるらしい歌。曲に罪はないんだけど、どうしても伊東●イフが脳裏にチラつくよね。

・雪·月.風.花
 霧子(結名美月さん)がまさかのソロ曲リレーアンカー。担当Pの自分もびっくりだよ。
 雪月風花は四季折々の美しい景色を意味する四文字熟語だけど、ここまでソロ曲を歌って
きた22人のアイドルを季節に見立ててラストに配置したんだろうか、などと邪推が止まらない。
 霧子(結名美月さん)は過去のライブだと結構マイクや音響のトラブルに見舞われることが結構あったんだけど、何事もなく綺麗に〆る事が出来て本当に良かった。

・Destined Rival
 ストレイらしさの煮詰まったユニット曲。運命のライバルってタイトルがもうエモい。ダンスもスタイリッシュ&セクシー。

・学祭革命夜明け前
 学園祭前日のワクワクさをこんな感じで表現するの良いよね。テンション上がって声上げたくなってしまうけど、コールで叫べない。新手の地獄ですよコレは。

・Happy Funny Lucky
 振り付けが元気で可愛い。特に『Happy!でFunny!でLucky!で』の部分が実にイイ。『出逢ってくれてありがとう』はコッチの台詞やで。

・OH MY GOD
 ついにSHHisのユニット曲が初披露。にちか(紫月 杏朱彩さん)と美琴(山根 綺さん)の強い歌声とキレキレのダンスが衝撃的。新人とは思えないポテンシャルの高さに、これからの活躍が今から楽しみで仕方ないね。
 早くSHHisのユニットイベントをゲームに実装してくれ。もう待ちきれないよ。
 あとDay1とDay2の間にフル配信するのは卑怯だぞ高山!

・Multicolored Sky
 恒例のアイドルわちゃわちゃタイム。カメラで抜かれるところ以外でもアイドル同士の掛け合いがあって、現地にいるのに全然追いきれない。個人的にポツンと立ってる円香(土屋 理央さん)のところに甘奈(黒木 ほの香さん)が駆け寄ってきたのが好き。

・なんどでも笑おう ※Day2のみ 
 Day2サプライズで披露された全体曲。ソロ曲が3曲だから何かしらあるとは思ってたけど、この曲を全員で歌ってくれるとは思ってなかった。いつもゲームに内では真乃(関根 瞳さん) の歌い出し部分から聴くことが多いから、イントロからだと最初なんの歌か分からなかった。

・Color Days
 アンコール1曲目。全体曲のカップリングはここ2年しっとり目だったけど一転ポップに。Multicolored Skyよりのポジティブな感じ。

・Resonance+
 アンコール2曲目にして 3rdライブラストの曲。コレから1年はこの曲がシャニマスのメインテーマになる訳で、7色のユニットが揃った4年目を象徴する雄大さすら感じさせる良い曲だと思う。

多分実際に見に行った方が早いです

ここまで長々と文章を書いてきたが、最終的に自分から言えるのはやはり「真相は自分の目で確かめてくれ!」の一言な訳で。

シャニマスはゲームシステムにソシャゲにあるまじき歯応えがあって、シナリオ的にもシリアスで重いものが多いし、アイドル以外のキャラの掘り下げも積極的に行われて、ほかのアイマスシリーズとは毛色が違う部分が多々あるやや特殊なゲームだと思っている。

だからこそアイドル一人一人への思い入れも深いし、担当ができるし、そんなアイドルが披露するライブは感動もひとしおなで。コレに関してはやはり実際に体験してみないと完全に理解する事は難しいと思う。

今後のシャニマスのライブ、配信関連の動きは未定だが、例年通りであれば夏過ぎ〜秋にかけて何かしらのイベントがあると思われるので、興味があれば是非配信視聴、現地参加を検討してみてほしい。

そもそもシャニマスよく知らないよ、って人は何故ここまで読んでくれたのかよく分からないが、今すぐ下のリンクからプロデューサー業を初めて頂きたい。

みんなでにちかをプロデュースして地獄を味わおうぜ。


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