限界アラサー、簿記を受ける(予定)。
二度目まして、田の字です。
自己紹介だけで終わるわけにはいかないので、勉強の傍らで続きを書くことにしました。
決して勉強がしたくないから書いているわけでは……ありますね、はい。
noteを書いた感想
前回、ほぼ深夜テンションで下書き状態だった記事を投稿。
記事を確認すると、早速下部におすすめ記事が出ておりまして、事業承継や後継ぎ関連の記事がちらほら。ひとまず気になった記事を読んでみることに。
感想:わざわざ私が書く必要ないんじゃね?
っていうぐらい、世の中には関連書籍や関連記事が溢れていた。思っていた以上に溢れかえっていた。なんなら書籍も買っちゃったよ。
果たして本当にニッチなnoteなのだろうか?
な~んて思ったものの、田の字に他の方のような記事が書けるはずもないので、気にせず記録をしていけばいいやと開き直りました。
丸4年間惰性だけで生きていたアラサーが、たった数か月で失敗談のストックを持ち合わせたことに感謝しようかと。
本当は経緯を先に書いて、その都度どういう失敗・解決をしたかを綴るのが正解だと思います。
……が、冒頭のとおり、資格の勉強をしておりまして、そこまで時間を費やすわけにはいかず。
先に「これは先にしておくべきだった勉強No.1」の話題からしていこうと思います。30歳をすぎての勉強、とてもツラいですからね。
今なにの勉強をしているのか?
タイトルのとおり、簿記三級の勉強をしています。
え、今更? しかも三級レベル? と思われるかもしれませんが、本気で受かる気がしません。そんなレベルなんですよ、私。
まじで若い間に勉強した方がいい
このnoteの対象になるような未来の後継ぎさんに言っておきたい。
試験を受けなくても、とりあえず勉強しておいた方がいいです。
会計ソフトでできるし、知らなくてもできるじゃん? って思うじゃないですか。私もそう思ってました。
でも実際は会計ソフトへ移行時に必要でしたし、決算の時に渡される紙(貸借対照表と損益計算書)の読み方がようやく分かりました。ずっと適当に聞き流していたけれど、超・重要事項でした。
簿記を受けるきっかけ
うちの会社、昭和の企業から抜けだせていないので、未だになんでもかんでも手書きなんです。
でも私は手書きをしたくない。字が汚いのと、何度も書くのはタイパが悪いと思っているから。そのための一環として会計ソフトを導入したい。
しかし私は帳簿の書き方も内容も全然理解していないので、どう効率よくなるか説明ができない。……さて、どうしたものか。
ところが社員さんによくよく聞いてみると、会計や給与計算などを担っているものの、勉強していないままなんとなくでやってきたため、ほぼ税理士さん任せだと判明。(こんな調子でよく今日までやってこれたな、うちの会社)と思った。
将来的に自分が社員さんの業務をこなすことになりますし、「そもそも簿記をちゃんと学んだ人間が必要なのでは……」という考えに至る。
しかもタイミングよく通信講座(バックオフィス全般の勉強をするやつ)で、帳簿うんぬんのところをつまずきました。
その後、家族に相談したところ「じゃあもう簿記受けたら?」と軽く言われ、あっという間に申し込みをさせられました。受けるのも勉強するのも私なんだが。
聞いていた以上に難しい
誰ですか? 一か月あれば三級レベルならすぐに受かるとか言っていた人たち。普通に難しいんですけど。
わたくし・田の字は数字見るだけで発作が起こるようなド文系。
数字があるだけで理解しきれず、さっそく挫折と言う文字が頭をよぎりました。
しかし会社の経費で通信教育を受けさせてもらっている手前、簡単にあきらめるわけにもいきません。試験代は自費なのでそちらも無駄にするわけにもいきません。
現況を打開すべく、ダメ元で簿記関連のマンガを電子書籍にて購入。
マンガを読んでいる途中はちんぷんかんぷんな部分も多かったのですが、教科書を読み直したら「マンガで言ってたのはこういうことか!」と分かるように。
というか、ほんの少し知識を得るだけで体感が随分変わりました。
まず、決算の時にもらった貸借対照表と損益計算書が読めるようになったんですよね。
マンガを読み終わったタイミングだったと思いますが、私の希望が通って紙の帳簿から会計ソフトに移行することになったんです。
「これで私も楽になれる! ヤッター!」
と思ったものの、設定はもちろん手入力。
初期設定で貸借対照表と損益計算書の数字を入力したのですが、表ごとに意味があることを知るだけで見え方が違いました。
今までただの紙の束だったものが、ちゃんと意味のある数字だと理解できたので入力がスムーズにできました! ソフトにない勘定科目も、資産なのか負債なのかなんとなく分かっているだけで追加しやすかったです。
他にも、読み込んだデータの枠がずれている問題とか、勘定科目の自動変換がおかしい問題とかに気づけたんですよ。
まだ簿記の勉強をし始めたばかりでしたが、貸方と借方の金額が一致することを知っているだけで悩むことがありませんでした。
田の字と同じく簿記初心者の方は、いきなり教科書から入るのではなくマンガなどど素人向けの本を読んで、なんとなく流れを知ってから本格的に進めるのがおすすめです!
簿記関連は無料で講義が受けられるなど独学者向けのサイトや動画配信サイトの解説動画など、コンテンツが充実していますので勉強しやすいと思います。
遠い過去、月末に突然渡された帳簿。やり方も分からないままいきなり書いてと言われ、途方にくれた経験があります。
なにを右に書くのか、なんで左に書くのか、そもそもこれがなんの帳簿なのかもわからない。意味が分からないから時間がかかるし、手間に感じたのか、それ以降はまた社員さんが帳簿を書くようになったので、意味がないんですよね。
あの時「これは簿記の勉強だよ」と教えてもらっていたら……なんて人のせいにしたくはないですが、ようやく点が線になりました。
初歩的なことかもしれないですが、知っているのと知らないのでは大きく違いました。
30代、とにかく頭の劣化が激しい
ああだこうだと言っていますが、早くやった方がいい理由第一位・勉強がキツい。ツラい。
集中力が明らかに続かないですし、理解するまでの時間もかかっています。記憶の定着も遅く、新しい知識をいれると前の知識が消えます。おととい勉強した内容がもう思い出せない、なんてあるあるです。
とにかく脳の低下を強く実感していますので、後回しにすればするほど地獄を見ると思います。
あと娯楽に割く時間が消えます。これが現在進行形で私にとって一番の死活問題です。
大学で講義があるなら受講した方がいいですし、なくても長期休暇中のアルバイトや予定の合間に勉強するのもアリかなと思います。
新社会人になってからの場合、業務に慣れてからなら少しぐらい時間はとれると思います。職種と業種にもよるので一概には言えませんが。
と、言うわけで、田の字的には若い時に簿記を勉強するのがおすすめです!
次回あたり、「なんで4年越しにやる気を出そうとしたか」を書こうかなと思います。
が、しばらくは勉強に集中します……。
一発で簿記三級に受かることを祈ってやってください。