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三宅健「Another me:the otherside」に参戦してきました

 10/26(土)に東京体育館で行われた、三宅健「Another me:the otherside」、通常アナザコンに参戦してきました。6月の「The otherside:Another me」と対になっているタイトルなのでまさか最初から連作だったのか?!とびっくりしましたが、結論ものすごく挑戦的で良かったです。
 ちなみに、6月のThe otherside:Another meはアマプラ会員なら無料で見れるので、みんな今すぐ見てくれ。本人も言ってたけど便利な時代になったよね〜

 (ちなみにアルバムで気が狂ってコンサート行って気が狂った私の感想はこちらです)

 アルバムはこちらです。全部リンク貼っていくスタイル。三宅健のThe iDOLは彼の強みと挑戦がこれでもかと詰められた最高の一枚です。どうぞよろしくお願い致します。

 今回のコンサートめちゃくちゃ見どころがあって、アザサイコンもよかったんだけど、アナザコン見てアザサイコンは「アイドル三宅健ってこういう感じだよね?」っていう我々はなんか一般像を見せられてたのでは?感が出てきました。正直アザサイコンの方をツアーにしたらウケがいいはずなのに、あえて三宅健のファン向けにしたアナザコンをツアーにすんのすごい。
 アナザコンはセトリと演出がすごい練られてたので正直私はこっちの方が好きです。
 


よかったところ①セットリスト


 いやセトリ、セトリすごくなかったですか・・・・・・?一回先に同じ持ち曲数であれだけのコンサートやっておきながら、「今度はアルバム順のセトリでコンサートやるよ!」って度胸がすごすぎる。
 アルバムとかの再現ライブってよくやりますけど、これ本当に好きなファン向けだと思うんですよね。ライブとかコンサートの楽しさの一因に「次にどの曲が来るかわからない」ってことがあると思うんですよ。それを一回やったコンサートと同じ曲数(手の内がわかっている)のまま次の公演で、しかもアルバム順にやろうと思わないよ普通。度胸ありすぎる。もう最初まさか曲順にやるのか?!って思い始めた時からずっと、すごすぎて圧倒されまくって????って感じだった。コンサートでよかった、ボディビルの大会みたいな感じで「悲しいほどにアイドルの度胸すごいな!」って野次とばしかねなかった。
 しかもアンコールはまた別とはいえ、本編はほんとに曲順にやって、しかも最後またホーンテッドをやって、コンサート始まった時と同じ体勢で終わりましたからね。このコンサート、まさか繰り返しやるって前提なのか?!?!?!え、このコンサート一人で考えてやってるの?!凄すぎない?!?!三宅健!!!!!(このあたり最終日なんか変わってたのか気になる)
 ホーンテッドをマジで二回やって、繰り返すセットリストを見せたと思ったらその後に「永遠だと思ってるものにもいつかは終わりが来る」ってMCをアンコールでしてくるのマジで計算され尽くしてて逆に怖かった。度胸がありすぎるしセットリストの計算がすごすぎる。頭からアルバムをただやってるだけに見せかけて計算されてる。

よかったところ②演出・世界観

 いやあのね、前回のツアーが6月だったじゃないですか。だから言うてほぼ焼き直しみたいになるのかな、ツアー用に少しだけ変更するとかなのかなと思ったらガッッツリ変えてきましたよね?!?!ほんとなに?!?!びっくりしかしてない!!!!
 前回のコンサートはわりとトレーナーや大東くんも交えたワイワイ楽しいアイドル系だったのに、今回はYOSIEさんたち以外にバックダンサーをつけず、ほぼ三宅健の力でやり遂げるタイプのコンサートになってたので、同じ曲を持ってるのに全然違うものに仕上がっててビビりました。今回はわりと三宅健がやりたいことというか、三宅健の「今」を見るというか・・・・・・そういうコンサートでしたね。なんかこう、張られた布越しに踊る三宅健とか、ステップを堪能する時間とか、結構ディープな演出が多くてびっくりしました。アザサイコンはキラキラアイドルで「こういう感じがアイドルだよね」っていう感じだったのに、アナミコンはその裏の年月によって熟成された芸術性というかなんというか、アイドルってキラキラだけど職人だしアーティストなんだよなって自覚させられる感じでした。いや〜円盤出てくれ!!!頼む三宅健!!!いくらとってもいいから!!!!!
 あと先ほども言いましたが、最後のホーンテッド(二回目)の終わりで倒れ込み、最初のホーンテッドが起き上がって始まったのとリンクさせたのは鳥肌が立ちました。その後に「永遠なんてない」のMCとかもうすごすぎ。芸術じゃんこんなの。

よかったところ③三宅健自身

 いやこれはほんといつまでも最高。
 感想の中で「健くんほんとに生歌強くなった」っていうのを見かけましたが、三宅健ほんとセルフプロデュースうまくなったな〜!というのは私も思いました。いや何目線だよって感じだけど、セクバニあたりからどんな曲にどんな感じでどの人の声をいれたらハマるのかをV6がつかんできた感じがあるけど、三宅健はその中でもさらに自分の特徴的な声を武器にしようというか、向いてなさそうな曲でもハマるように工夫してみよう!みたいなのがあったなあという印象。NEWWWの時も思ったけど、ソロでこの路線で来るか〜!ってのはわりと見えてたとはいえそれでもその中でいろいろ挑戦したり突き進んだりというのはすげえなあと思いました。今回のアルバムほんといいよ。「BOY」とか新境地だよね。聴くたびにworld'send girlfriendみたいなエレクトロニカみたいなのもっと聴いてみたいなと思いますが。
 あとダンスがやっぱりいいですよね〜!私三宅健の肩の入れ方と指先の表現が好きで。今回それが堪能できてよかったです。V6時代から続けてる光と影と布の演出は健在でしたね。そういうシンプルだけどシンプルすぎない演出がかすまないのは、ひとえに技術力とオーラの強さによるものだと思います。さすがアイドル、アイドルと書いて職人やアーティストと読む、ほんとすごい。職業アイドルなんて軽い気持ちで名乗れねえよ。すごいわ。なんか今回のコンサートではそういう三宅健のアイドルとして突き進む覚悟を見せられた感じですね・・・・・・やはり三宅健はあたらしい世界というか、常にアップデートし続けて時代の最先端を行こうとする人間なんだな。だからずっと好き。ずっと着いていきたい。頼む三宅健!!!円盤出してくれ!!!いくらでも出すから!!!
 あと今回MCはわりとちゃんとお話ししてましたね〜前回は我々が声出しコンサート作法を忘れてたから怒られてばかりだったしね。「俺MC苦手なんだよね〜」とか適当ぶっこいてたけど。

その他

 前回「ファンクラブでも四階席後ろから三列目とかあるんだね〜」と言ってたら、なんと今回はアリーナ花道真横でした。アンコール以外こっちの花道来なかったんですが、近づいてきた時「ど、どうしよう、1/1三宅健が来てしまう・・・・・・!」と動揺してたしなんなら周りのファンの皆様も喜びより動揺が広がってておもしろかったです。近づいてくるだけでファンを怯えさせてるアイドル(圧のあるファンサに定評があるアイドル)は三宅健!
 ただ今回のアリーナ花道席は花道の高さと座った時の目線の位置がほぼ同じなので、MCの時に「じゃあみんな座って〜」って言われると三宅健の顔が見えなくなるというバグがあり、「これ三宅健側から見ると下手したらホーンティーの最初の天使ちゃんみたいに目から上しか見えてないのでは?」と思ってましたが、最後の1/1三宅健で全て吹き飛びました。み、三宅健って3Dだし実寸大で存在するんだね・・・・・・
 
なおホーンティーはとてもいいゲームなのでみなさんぜひ。前情報で興味持ってたら三宅健がホーンテッドのMV出したので勢いで買いました。世界観と絵の感じがすごい好きです。すばらしいゲームに出会わせてくれてありがとう三宅健。ありがとうホーンテッド。

 あとダンサーさんたちも相変わらずかっこよかったです。YOSIEさんのダンスのキレがやばすぎる。いや師匠だからすごいのはそらそうなんですが、三宅健と同じフリをしてても全然違うダンスで、三宅健もいいんですがYOSIEさんのもものすごく良かったです。あとYOSIEガールズの方々はみんな楽しそうにダンスをするのがいい。今回はNINAさんが間近で見れてNINAさんの女になりました。

 銀テにモールス信号で「お楽しみに」と書かれていたからまた何かあるだろうって推測もされていますが、前回の時も書いたけど私としてはこれからも無理せず楽しく三宅健がやりたいことを突き詰めて行ってくれればいいと思うのですよ。
 たまに元気な姿を見せてくれれば私は嬉しくて嬉しくてとびはねて喜ぶし金も出すので、また三宅健の行く道にたまにご相伴に預かれると光栄だなと思います。推しには推しの望むだけ末長く健康に楽しく幸せに生きてほしい。ほんとに。

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