JFL 2024 第20節 横河武蔵野FC vs 栃木シティ (観戦記)
色々ありましたねぇ
まず、このブログというかnoteが16節を最後に4節ほど更新しなかったことについてはお察しの通り負け過ぎて書くのが嫌になってたから。
でも今節(20節)で書いてるのは何故?そりゃ石村監督が更迭されて、池上監督になったからですよ。
チームについてあれこれ私が書いたところで酔っ払いの戯言みたいなもんで
意味ないから書かないけど、池上監督になってのこの試合、ボロ負けしましたけど忘れてた「横河武蔵野FCのサッカー」が戻ってきましたよ。
もうそれだけでも感動。例えば鈴木裕也選手がドリブルから深く切り込んでいくプレイとか。形を潜めてたことが再度見られただけでも嬉しいものだ。
石村監督はおそらく「これからの横河武蔵野FC」というチーム作りを考えていたと思う。レベルが急上昇しているJFLにアマチュアチームとして居続けるために従来のチームでは残れないと。だから2024年シーズンは戦術も変わってたし、ゴールへのアプローチも今までとは違う感じだった。しかしそれは実を結ぶことがなく、負けを積み上げてしまった。アタッキングサードからフィニッシュへの流れがスタンドから見てて何も感じないのだ。もちろんそれだけが原因ではない。例えばDFの要、中川選手の負傷による長期欠場。これは相当痛かった。大桃選手や西見選手、谷本選手がが決して悪いわけではない。彼らはよくやっていると思う。単に中川選手の代わりになりうる駒がいないのだ。それと同時にFW陣の不調。これは新しい戦術が原因なのかわからないが、武蔵野らしさが消え、アタッカー陣の輝きがなくなってしまった。そういった事情も重なり、チームは下位へ下位へと落ちていった。
悪循環は早々簡単に断ち切れるものじゃなかった。
負けたけど
9月12日に石村監督が辞め、池上監督に変わったプレスリリースが出される。
勝率0.166、敗率0.633のチームが監督変えるだけで勝てるほど甘い世界じゃない。これでいきなり勝ったら(相手は現在リーグ2位)それは漫画だ。
スタメンは、GK上川、DFに鳥居、大桃、中川、一宮、MFに金田、後藤、今村、川戸、FWは高橋、澤野の構成。SUBは末次、山田、杉山、鈴木裕、田口、石原、阿部。今節は小林大地が外れている。彼を外してきた理由はわからない(負傷したのかな?)ただ個人的に思うのは、彼をいれると上手くボールが前にいかない場面がある。もちろん小林選手はゴールゲッターでもあるし、攻撃的な場面では効果を発揮するので貴重な戦力であることは疑うところではないだろう。上手くいかないときは何かを変えるのも打つ手の一つだ。
結局、先制後に栃木Cは上手く選手交代を行い、試合の主導権をたやすく取り返し逆転、追加点、駄目押しとリーグ2位の貫禄を見せつける。
池上監督再デビューは黒星スタートとなった。
負けたけど、なんか武蔵野らしさが見られて嬉しかった試合だった。