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マーケターが効果的なザオラルコンテンツを考えてみた
こんにちは。おいとまです(@not_barikyari)!
世間は4連休なのに、外出は控えてと都知事は言っているし、生憎天気は雨で暇です。
ということで、先日つぶやいた以下のTweetにもとづきまして効果的なザオラルコンテンツを考えてみることにしました。
ザオラルとは
ドラクエの呪文で、戦闘不能になった仲間を甦らせる呪文だそうです。
私はドラクエをやったことなくて、ポケモンで言うと「ねがいごと」とか「いのちのしずく」みたいな感じかしら…と思っていたら、ポケモンのわざとは違って命中率は100%ではないとのこと!ちょっと笑ったw
特に今回のケースでは、「しばらく関わっていない人に連絡を取って復活をさせる」ために送るLINEという意味として、ザオラルを考えていきます。
なぜザオラルにイラッとするのか
ザオラルの典型的な例として
・元気ー?
・最近どう?
外出自粛時にあったのは、
・最近飲みいってるー?
・ちゃんと自粛してる?
です。
ザオラルLINEを受け取ったときに、心の中でリサイクルしてんじゃねーよ!と毒づいてしまう私は根っからのTHE MODEL教なんだと思います。
— おいとまちゃん🌻ゆるいマーケター (@not_barikyari) July 21, 2020
リサイクルが悪なのではなく、コンテンツが「最近飲みいってるー?」的な状況伺いなので、できれば有益なコンテンツを送ってきて欲しみ🥺#マーケあるある
そう、これ営業受ける時と同じで、ただの状況伺いなんでイラッとするんですよね。
提案中の案件、お客様に「ご検討状況はいかがでしょうか?」という確認をしてしまいがち。しかし、その質問に良い答えが返ってくることはほとんどない。そこで行き詰まってしまう営業は案外多い。
— 高橋浩一/『無敗営業』9刷4万部のベストセラー (@takahashikoichi) July 9, 2020
確認すべきは「具体的な場面」であり、示すべきは「どんな貢献ができるか」ということ。
(以下解説)
良い答えを返さないどころか、ザオラルLINEについては返信すらためらってしまいます。
現在検討中の案件があっても、あえて「先日のご提案とは別件ですが、貴社のご参考になりそうな情報を見つけましたのでお送りします」という情報提供メール。
— 高橋浩一/『無敗営業』9刷4万部のベストセラー (@takahashikoichi) July 9, 2020
このメールは、”別件”と断っているので、追加でいくらでも送付できる。返信がこなくても、一定間隔でリマインド代わりに送りやすいので便利。
そうそう、有益なコンテンツ送ってくれたらまだ返信できるのに!!!
・・・いやいやいや、有益なザオラルコンテンツってなんだ。
有益なザオラルコンテンツを考える
もし本当に有益なザオラルなら返信するのかどうかはおいておくとして、どういうコンテンツならザオラルの成功確率が上がるのか、マーケターとして考えていきたいなと思った次第です。
案①「面白いYoutuber見つけたよ」
なかなか表立って外出するのが難しい今、この情報は非常に助かりますね。
総務省によると20代のオンデマンド型の動画共有サービスの利用率は91.2%、30代でも84.7%ということで、10人中8〜9人には通用するのではないのでしょうか?
▼元データはこちら
ただし、Youtubeの内容によっては「趣味が合わない!」という可能性もあり、それ以降の返信が途切れてしまう、というリスクはありますね。
案②「UberEatsで美味しいお店見つけたよ」
以前であれば、「美味しいお店見つけたよ」って結構な価値がありました。
おいとまちゃんの中の人が食い意地張ってるだけかも知れませんが、恵比寿のイタリアンでも新橋の赤提灯でも五反田の焼肉でも神田のジビエでも銀座のお寿司でも美味しいお店と人に言われたら「どこ?」って返さずにはいられません。
ただ、外出自粛が呼び掛けられている今、「今それ言われても行けないしなー」と思うと返信する気があまりおきないですよね。
そこで考えたのが「UberEatsで美味しいお店見つけた!」です。
別にUberEatsでなくても出前館でも、楽天デリバリーでもいいと思うのですが、以下の記事を参考にさせていただき、UberEatsにしました。
ユーザー数首位の「Uber Eats」は、1年間で約2.6倍に成長
主要4サービスの直近1年間(2019年4月〜2020年3月)のユーザー数推移を見てみましょう。
「Uber Eats」と「出前館」の他、ランキング外ではありましたが、「楽天デリバリー」と「dデリバリー」を調査しました。
未既婚別では、独身者の「Uber Eats」人気が顕著に
ーーーー全体的にはほぼ同数の利用状況と見えますが、個別にみると「Uber Eats」は独身率が半数以上との結果に。
年代別では20代〜40代が牽引役に。20代の「Uber Eats」人気に注目
ーーーー利用者の年代別構成比率としては、全体的に20代〜40代の利用率が高いようです。
例えば、注目のフードデリバリーアプリ首位にある「Uber Eats」の利用者は約43%が20代との結果に。30代〜40代はいずれかのサービスに偏る事なく利用しているようです。
年代別ユーザー数推移を4サービス毎に調査。各年代の動向を追ってみると?
まず「Uber Eats」のユーザー数推移です。
20代の利用者数の多さと急増が目立ちます。3月の前月比は約120%の増加となりました。
ということで
①UberEatsはフードデリバリーアプリの中でユーザー数が一番多い
(相手も使っている可能性が高い)
②UberEatsは未婚者に人気
(まさか既婚者にザオラルする人はいないですよね)
③UberEatsは3月以降20代が急増中
(今まで外食していた層が急激にUberEatsに流入しているのではないか?ということで他のサービスより食へのこだわりが強いのでは?という仮説立てをしております)
上記3点の理由から「UberEatsで美味しいお店見つけたよ」は、ザオラルの受け手にとって有益なコンテンツになりうる可能性があるのでは?と思っています。
ただし、配達可能エリアによっては教えてもらったお店に必ずしも頼めるとは限らない、といった点はありますね。
こんなくだらないnoteをここまでお読みいただきありがとうございます!笑
また思いついたら、随時追記して行きたいと思います。
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