スタートアップの90%は5年以内に消滅する

スタートアップの90%は5年以内に消滅する

そんなデータがあるそうだ。
https://in.newsroom.ibm.com/2017-05-18-IBM-Study-Innovation-Key-to-Startup-Success-in-India

自分でも起業しておいてつくづく思うのは、うん、5年もったらすごいよな、だ。今ゼロから5年もつスタートアップの事業計画書けと言われても書ける気が全くしない。それほどにスタートアップの経営は不確実性と難易度が高い。

そんな世界で当社ゲシピ株式会社は無事に本日5期目の営業を終えることができた。年明けに無事に6期目も迎えられるはず。

5年という区切りは実は私にとってとても大きな意味を持つ。というのも私が起業しようと決意できたエピソードの一つにこの5年というのが大きく関わっているからだ。
確か2017年頃、当時ヤフー社員だった私は、会社で01ブースターの合田ジョージさんのセミナーに参加していた。そこで彼とやりとりした内容を今でも鮮明に覚えている。

真鍋「私も起業したいとずっと思ってるのですが、どうにも一歩が出ないんです。」

合田さん「うん、そういう人はどんどん起業した方がいい。」
「真鍋さんは今何歳?」

真鍋「39歳です」

合田さん「いいじゃないですか。40歳で起業したとして、5年に一度失敗してもあと3回はチャレンジできる。ぜひチャレンジしてみてください。」

この言葉が私に衝撃を起こした。起業って一生一度のチャレンジだと思ってたのに、あと3回もチャレンジできる。あと3回チャレンジして55歳を迎えるのだとしたら、そんな人生も確かに悪くなさそうだ。

この時の「5年」という単語が今でも強く頭に残っており時折思い出す。5年に1回失敗していい。

ゲシピは幸いにも3年目に大きな失敗を迎え、それでも死なずに生き残り、こうして5期目を終えることができた。
自分たち(私とCTO松井)のしぶとさも勿論ありつつ、支援してくれた株主や、信じて協力してくれた仲間たちのおかげです。ありがとうございます。2023もよろしくお願いします。

起業家真鍋個人の2022としては、ぶっちゃけ非常に不満の残る年でした。起業家としては走るように事業を進めたいのですが、実際にはひたすら匍匐前進で、止まらないよう少しでも進む、というのが唯一出来たことでした。
この不満を糧に、2023は起業家としては走り跳ぶように事業を進めていきたい。そう思っております。
真鍋のケツを皆様で叩いてください。来年は最高の走りを見せます。

皆さま、よろしくお願いいたします!

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