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eスポーツスタートアップが事業に失敗して資金ショートしたらどうなった? その3

さて、今日は日本初のeスポーツ専門トレーニングジムである「eスポーツジム」の開業3日目でした。今日も開店時間から来てくれたお客さん、都度会員で登録してきてくれたけど、帰った時は月額会員になってくれたお客さんと、とても嬉しい限りでした。
PC4台で仮説検証してた時と同じ、手触り感抜群の笑顔が目の前にありました。ありがとうございます。感謝感謝🥲

コロナに負けない事業の構築

eスポーツジムのニーズを確信したタイミングでコロナ襲来。オフライン事業は窮地に追いやられました。いや、正確には窮地に追いやられる前に、バッターボックスに立てない状況。
ここで僕らは禁じ手に出ます。ピボットならぬ両足歩き。アーリー期のスタートアップはそのリソースの少なさや成長スピードを重視することから、通常たった1つの事業にフォーカスします。しかも当たり前のようにハードワークするので普通にやれば1つの事業しかできません。
僕らはeスポーツジムの事業は辞めずに、もう一つの事業に手を出すことを意思決定しました。もちろん思いつきではなく勝算あってのことですが、今思い返してもそうしなきゃ死んでただけだろうな、と思います。
このような背景があって僕らはeスポーツを通して人の可能性を広げるもう一つの事業、eスポーツ英会話を開始したのです。これがぷちバズり事業は成長をし始めます。

幸運の女神には前髪しかない

事業が成長し始めたとはいうものの相変わらずお金はないので、とにかくお金はかけずに、それでも確実に事業が成長曲線を描くように事業を構築していきます。この辺りはまた別の機会に書きたいと思いますが、とにかくこの時はいろんな人にただ助けてもらいつづけました。ほんと無理ばかりお願いしてたと思いますが、快く助けてくださった皆さんありがとうございました。この時ばかりは、良いおこないをしていてよかったなと思います。これから御恩を返していきます。

さて、ピボットならぬ両足型事業を進めていた僕らですが、だからこそ幸運の女神の前髪を掴めたのだと思います。両足どちらの事業もいつでも加速して進められるよう着実に準備をしていた。だからこそ見逃さずに前髪キャッチができた。そしてeスポーツジム事業に巨大なパートナーがついてくださることになりました。そう、東京メトロさんです。
東京メトロさんとパートナーになった背景はググれば出てくると思うので割愛しますが、パートナーを実現できた一番の理由は、eスポーツを通して人の成長に寄与したい、人の可能性を広げたい、というビジョンに東京メトロさんが強く強く共感してくれたからです。
鉄道の会社なのに、eスポーツの、しかもその中でもニッチなスタートアップのビジョンに共感できるなんて、とんでもないな東京メトロ、と今でもほんと驚きます。

そろそろシリーズ終えようと思ったのですが、もう少し書きたいことできたので、もう1回だけ次回に続きます。ではおやすみなさい。

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