キノコ音学校オンライン 第一期レポート~後半~
こんにちは、キノコこと藤本記子です。
キノコ音学校オンライン第一期作詞セミナーのレポート後半のnoteです。
※私やキノコ音学校についての自己紹介noteはこちら。
※第一期作詞セミナーのレポート前半はこちら。
◆7/13 作詞#3 作詞テク1 ~続・いざ心象風景の旅へ~
前回の「歌詞とキャッチコピー」踏まえての「比喩表現」の講義でした。
私は情景を描く際に心象風景を通して描くことを心がけているのですが、そうすることで歌い手もリスナーも物語の主人公になることができたり、見たこともない景色を見ることができたり、感情だって体験できる。それはまさに"心象風景の旅"。
作詞家「松本隆」、そして私が強く影響を受けた「ASKA」の歌詞からこれだけはどうしても紹介したいという比喩表現を熱弁しました!
【反省】
※今度こそ万全の体制で…と挑んだらゲストの音声トラブル発生!
※チェックシートを確認しながら対応するも1時間遅れて再スタート
※何度もテスト放送して検証してきたのになぜ本番トラブルが起きるのか、アフロ先生あまりに悔しくて頭しぼみまくる
◆7/14・7/17・7/23 バグだしテスト放送
3回目の放送で絶対にトラブル無しでと万全の体制で挑んだはずが、それでも起こってしまったトラブル。放送上でゲストの音声にだけディレイがかかってしまい、スタートまでに1時間を要しました…。(滝汗)
この後機材面やシステム面を大幅に見直し、操作性と安全性を重視したセッティングに。そしてアフロ先生がこれまでひたすら孤独に重ねていたテスト放送に受講生が参加してくれました!
セミナー本番、パソコンや配信ソフトを起動させて約1時間または2時間後にバグが出る傾向あったので、受講生と共にバグが出る瞬間を見届け、一体何が原因なのかを一緒に検証しようというものです。音声(一部顔出し)OKな受講生にはゲストと同じようにZoomに加わっていただき、私達とひたすらトークをして…1時間、2時間、3時間と経過を待つ。受講生のお仕事について、プロレスについて、来期希望するセミナー内容について等々。トラブルは絶対に起きなかった方が良かったけど、起きなければこんな風に受講生とじっくり話すこともなかったですし、ここでさらなる一体感が生まれました。
お陰様で長時間のバグだしテスト配信は問題なく終了。これでいける!
あとは最後の4回目のセミナーで感動のフィナーレを迎えるのみ!
◆7/26 作詞4# 作詞テク2 ~音になる言葉たち~
作詞セミナーの最後を締めくくるのは「オノマトペ」「韻」の講義でした。
繊細かつ豊富なオノマトペを持つ日本語。日常会話だけでなく、商品名に使われたり、歌詞・曲名にもよく見受けられます。そのオノマトペを使うことによる歌詞の効果、そして響きのパワーを活かす方法などを実例と共に紹介しました!
そして後半戦は韻を踏んでもいいんやで~。ということでこちらも韻を意識することでどういった効果が生まれるのかを実演。同じメロディーに2パターンの歌詞(韻を踏んでるもの/踏んでないもの)を歌って比較検証したり、歌物で韻を踏むポイントなどを解説しました。
そして…お陰様で4度目の正直!!このセミナーはトラブルが発生することなく無事に終わらせることが出来ましたー!!バンザーイ!!!
◆ゲスト、スタッフ、受講生のみんなへ!
まずはゲストの戸田めぐみさん、南早紀さん、そして両事務所さんには本当に感謝申し上げます。準備万端のつもりが毎度訪れるトラブル。待機時間(拘束時間)も受講生へのフォローを忘れず、本番が始まると真剣にそして積極的にセミナーを盛り上げてくれました。安心感と信頼たるや。受講生や作詞初心者目線での的確な質問にはじまり、役者ならではの目線、柔軟な発想、突然飛び出すユニーク発言と、最後まで学びと笑いに満ち溢れた時間を一緒に作ってくれました。本当にありがとうございました!
クリエーター対談には三好啓太くんが出演してくれましたが、後から名簿を見て発覚。まさかの受講料を払ってセミナーに参加していました。名前見つけた時は「なにしてくれてるねん!笑」でしたが、そうやって同業者に応援してもらえること、受講したいと思ってもらえることがとても嬉しかった。そして次回の対談ゲストとして発表させていただいたKOHくん。彼にも全セミナーを受講いただきました。二人とも忙しいのにトラブルだらけの配信に最後まで付き合ってくれたこと、チャットで受講生と一緒になって盛り上げてくれたこと、本当感謝しています。同業の仲間って嬉しい!
そして限界点突破してしまったために起きたと思われるトラブル。その対応策としてガールズにも協力してもらいました。リク、サリナ、ラクありがとう!オンラインになっても君たちと走っていけることが嬉しいし、在学中に伝えきれなかったものをここでも吸収してもらえたら幸いです。
そしてすべての受講生のみなさん!みなさん一人一人のお陰で念願だったオンラインセミナーをスタートさせることが出来ましたし、第一期をゴールさせることが出来ました!先輩受講生が新規受講生を沢山招き入れてくれくれたのに、(前半レポートにも書きましたが)トラブル続きで新規ファンが離れてしまうのではないか…もったいなさすぎるという心配の声を寄せてくださったり、高い熱を持ったメッセージ、丁寧に認められた情報一覧、スムーズな運営をするために沢山のご意見を寄せてくださいました。涙なしには読めませんでした。そしてセミナーが始まる直前、本番、終わった後もチャットでずっと盛り上げてくれたり、レポートにびっしり学びのポイントを綴ってくれたり、ツイートで更に宣伝してくれたり…。そして本当に沢山の追加ご支援をいただきました!その全てがどれだけ励みになったことか!!!
そして共に挑戦と精一杯を尽くしてくれたアフロ先生に感謝!
◆みんなで作った2ヶ月間、みんなで作るキノコ音学校
学校説明会の時に私は確かに言いました、「みんなで作る」という言葉。
現地でドラマを作ってきた様にオンラインでもみんなで盛り上げて行こう!受講生が沢山集まったらリターン番組やるよ!
そんなニュアンスで発した言葉でした。でもそれは予想を超えてもっと大きく深い意味に変わりました。トラブルなんて絶対になかった方が良かった。みなさんの貴重な受講料と時間と信頼を頂くわけですから、値段以上のものを提供したいし最後まで安心して楽しんでもらいたい。その一心でした。でも起きてしまった放送トラブル。準備不足、油断もあって起こしてしまった点も否めません。大反省と後悔の念で始まった6月。
「起こしてしまったことは仕方ない。次起こらないようにするために一緒に考えましょう。」と力を貸してくれた受講生、行動に起こしてくれた受講生のお陰で最後の放送はトラブルなくゴールすることが出来ました!みんなの案や時間を持ち寄り、みんなで作り上げた2ヶ月でした。
放送後にチャット欄に鳴り止まないキノコ&アフロコール。
いやいやこちらがコールを送りたい。ジュッコウセイ!ジュッコウセイ!
ちょっと自分の事を棚に上げて話をしますが…4回目が終わってみて改めて思いました。主催者と参加者がこんなに一緒になって作るオンラインイベントって他にないなって。寄せられるレポートには「ノスオケが作り上げた信頼あってこそ。キノコ音学校の素晴らしさを周りにもっと広めたいしその魅力をオンラインで味わってもらえるのは大チャンス。だからこんなトラブルもったいなさ過ぎる!」と。「だから一緒に解決しましょう」と。何度も言うけどこんなに愛情のあるファンは世界中探したってここにしかいない。受講生の熱量は分かってたつもりでしたが、みんなの本気の愛に触れました。本当に本当にありがとうございました!!
頂いたもの全部、またこの先のキノコ音学校で全力でお返ししていけるように第二期、第三期オンラインセミナーに向けての準備を進めてまいりますので引き続き応援、受講をよろしくお願いいたします!
それでは最後に、受講生のみなさーーーん!!
愛してまーーーーーーーーす!!!!!