フリーデザイナーが意識していること
皆さんは、普段の生活の中で「これは意識している」ってことあったりしますか?
デザイナーで仕事をする立場になってから、特に意識するようにしていることがいくつかあるので、今回はその内容をいくつか紹介したいなと思います。
1.常にクリエイティブに繋げる
寝ている時や食事中まで、、、なんてことは言いません笑
私が思う意識の仕方は、面白い物や自分が興味があることを見たり発見した際は常に自分のクリエイティブでどう応用できるかというのを巡らせてみることです。
もちろんその瞬間を楽しみながら過ごしてリフレッシュすることも大事です。しかし、その感動や目の前に面白いものがあるのに対して、なんとなくスルーにしてしまうのはとても勿体ないなと思います。
新しいカメラが発売された・面白い展示会が開催されている。。。なんでもいいです。カメラが発売して興味があるのなら店頭で直接いじってみたり、展示会なら気になるものだけでも足を運んでみるなど、とにかくどの瞬間も肥やしになることを忘れないようにする意識で過ごしています。
2.身だしなみ
ビジネスマンにおいて当たり前のことですが、特にデザイナーという仕事をしていると相手の方からは「きっとお洒落なんだろう」とか「個性的なものを身につけているんだろう」といった形で見られがちですよね。
とはいえデザイナーといっても多種多様ですし、見た目や持ち物だけで実力の全てが測れる訳ではもちろんありません。そこまで気にしないけど実力はあるといった方たくさんいらっしゃるかと思います。
しかし私が実際にフリーでデザイナーをしていて感じるのは、身だしなみにデザイナーらしい気遣いはとても大切だということでした。
「お洒落でなくてはいけない」ということではなく、「デザイナーの性質がわかりやすい身だしなみ」ということです。
私はデザインにおいてモダンだったりシャープな印象のモノが好きです。仕事でもそうですがそういった作品を作ることも好きです。
普段の服装もモノトーンでシンプルなものを選ぶようにして、自分のトーンを相手が感じ取りやすい状況を作っています。
そなあえめ、ビジネスマンとして綺麗でセンスが良い印象を与える身だしなみをすることは、クライアント側の立場であれば安心して仕事を頼みやすいのではないかと思います。
センスがいい服をきているデザイナーとお洒落に無頓着なデザイナーという2択なら、前者の方が初見の印象はいいのではないのでしょうか。
3.できるだけ自分で体験してみる
最先端で注目を集めるモノを知った際は、できるだけ触ってみることを意識しています。
そうした中でよかったと思う点は、新発売の商品が出た際などに店頭で手に取って試してみることを習慣化したことでした。
手に取ることで、「使用したらどのくらいのクオリティが出せるのか」、服や雑貨などは「どんな素材が人気なのか」、食品なら「味や見た目にどのくらい拘っているのか」など対峙してみないとわからない詳細な感動を体感できるのです。
好奇心旺盛で自然に体が動く方はとても素晴らしいです。ですが、なかなか動きが取れない方も少なくないと思います。私もその1人です。
常に動いてみよう・触ってみようを心がけることで新しい気づきが出てくることでしょう。大事なのは意識し続けておくことだと思います。
4.話し方
誰かに何かを伝える際に、物事を端的にわかりやすく伝えることを意識してみて下さい。
デザインをする上で、情報整理や的確な伝え方は大切です。話をする時に、相手にいかにわかりやすく、的確に伝わっているかをしっかり意識することで、何が足りないのか、何が多いのかが少し整理されます。
ビジュアルで作るのと言葉は多少違うかもしれませんが、情報を整理して形にしていく一つの訓練として意識すると、頭が整理されプレゼンの際などにも良い効果を発揮してくると思います。
文章の改行や、コピーを考える際にもとても効果があるので、ぜひ意識してみて下さい。
いかがでしたでしょうか。
デザイナーとしての意識は、普段の生活の中でもいろんなところへ意識を向けることでより磨きがかかることが多いです。
他の人が見落としがちなアイデアや発見を見出していく方法は、常に意識することだと思います。
自分が普段考えていることから、もう一歩踏み込んで日常を過ごしてみるのも新しい発見に繋がるいいきっかけになるのではないでしょうか。