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”いい子”を脱却できなかった私が、やりたいことを見つけ前に進む話 【ポジキャリ体験記】

常に頑張っていないと自分に自信が持てない性格でした。

自分を追い込んで、自滅して、
動いていない罪悪感から脱するためにまた追い込む、の繰り返し。

頑張ることで得られる充足感を目的に、
頑張ることを頑張り続けてきました。


そんな私ですが、POSIWILL CAREERを受講することで、以下のような変化が起きました。

・何に悩んでいるのか明確になり、どう対処すればいいかがわかった
・自分のやりたいことが明確になった
・ありのままの自分を認められるようになった

私のように、自分に自信が持てなくて暗闇の中にいる人にとって、
何かきっかけになればうれしいです。


私の経歴

0歳:青森の田舎町に生まれる。
   3人兄弟の長女
18歳:地元を離れ山形の大学に入学
22歳:青森の営業支援会社に入社(1年目)
   大手キャリアのコールセンター業務


ポジウィルに申し込んだ経緯


就活の時、自分のやりたいことがわからず、迷走していました。
しかし、プライドと弱みを見せられない性格から誰にも相談できず、一人で悩んでいました。

そんな大学4年の春、妹がうつ病になりました。
「自分が実家に戻って、家族の立て直しをしないと。」
そんな思いから、地元青森での就職を決めました。


就職してから「本当にこのままでいいのか?」という不安が常にありました。

「家族のため」といえば聞こえはいいものの、
それを言い訳に、自分の人生に向き合わなかったことに
後ろめたさがあったからです。


自分が選んだ会社で、
忙しくも充実した日々を送っている友人たちを見ていると、

自分が今ここにいる理由を環境のせいにして、
自分の人生を決める責任から逃れている自分が、
どうしようもなく情けなく思えてきました。

とにかく今の状況から脱したい。
自分の軸をもって自分の人生を自分で決めたい。

とにかく今の状況を抜け出したくて、自己分析に没頭しました。

しかし、本心からこれだ!と思える軸は見つけられず、
どんどん自己否定のループに。

自分一人での自己分析に限界を感じ、
プロの力を頼ろうと探していたところポジウィルに出会いました。


無料カウンセリングでは、今の感じている悩みや不安について深堀してもらいました。

・感情に共鳴することがモチベーションのカギなこと
・今まで誰かの幸せのために頑張ってきたこと
・でも自分自身の本音はいまいちわからないこと

短い会話の中から自分のことを引き出して、理解してくれました。


「きほさんからは可能性しか感じません!理想のキャリア一緒に作りましょう!」
その言葉に、どんと背中を押してもらったような気がしました。

リップサービスでしょって思いつつ、
自分の可能性を信じてくれる人がいるのが嬉しかった。

「もう一人で戦わなくていいんだ、この人に頼っていいんだ。」という安堵感を感じ、
この1か月を人生の突破口にする!と決意して、その日のうちに受講を決めました。


トレーニングでの変化

1か月間のトレーニングを経て変わったことは、大きく3つです。

①思考のルーツを知れた


1つ目は、思考のルーツを知って
感情に振り回されなくなった(にくくなった)
ことです。
自分の思考のルーツを知るカギは
「インナーチャイルド(内なる子供)」にありました。

インナーチャイルドとは、幼いころの経験を通じて刷り込まれた思考パターン。大人になってからの性格や自己肯定感、価値観に多大な影響を与えるもの。

私の母は気分屋で、幼いころは、
前触れもなく無視されることがたびたびありました。

2人しかいない家の中で自分がいないかのように振舞われると、
自分の存在が丸ごと消えてしまったようで、
ひたすら怖かった記憶があります。


しかし、常に母からの承認を受け取れなかったわけではありませんでした。
妹に何かをしてあげると
「お姉ちゃん我慢して偉いね、優しくして偉いね。」と褒めてもらえました。

それがいいことなんだと学んだ私は、
”妹のために我慢できる、優しいお姉ちゃん”であろうとし続けました。


自分を見てほしい!という承認欲求が満たされないまま
幼少期を過ごした私は、弱音を吐かずに明るく振舞い、
家族を支えることで、母の承認を得ようとしたのです。


次第に
「弱みを見せる=悪である。
貢献できない自分なんて誰も見てくれない。」
という信念が確立していきました。

そんな信念があったからこそ、辛いときに人に頼れなかったり、
貢献実感を持てない時に、自分の価値が全否定されたような
絶望感を感じたりしていたのだと気づきました。

今まで、自分がプライドが高いのがダメなんだ、
自分の心の弱いからダメなんだと思っていましたが、
自分が感じる不安や恐怖に背景があると理解できたことで、
むやみに自己否定することが減りました

負の感情に飲み込まれそうになっても、
「自分はこういう思考の癖があるもんね」と
俯瞰の視点をとれるようになり、感情に振り回されにくくなりました。

②ありのままを認める

2つ目は、ありのままの自分を認められるようになったことです。

思考の癖を理解する中で、
自分の中の「承認欲求を満たしたい自分の居場所を確立したい」という欲に気づきました。

その欲を自覚した面談が終わってから、
自分の欲の浅ましさが受け入れられず、落ち込みました。
なんだか自分の欲がとても汚いものに見えたのです。


どうにか立ち直りたくて、トレーナーさんに相談する中で、
そういう欲を持っていたからこそ得られた強みもあることに気が付けました。


・人の感情に敏感なこと
・周りからのみられかたを考えて行動できること
・目的のために手段を択ばず自分を柔軟に変えられること


どうやったら求められる人間になれるか?を考えながら生きてきたことで
得た力もあったんだなと気が付けました。
その日の振り返りの内容がこちらです。

自分らしくいられた出来事を思い出していく中で、自然体の自分を思い出せて楽になった。自然体な私、結構魅力的では?と思った。

背伸びはしないけど、心から自分がありたい姿を考えて、それに向かって努力できたらいいなと思うので、その視点をもってキャリアプランを考えていきたい。

背伸びしていい子になることをやめ
ありのままの自分のまま理想に近づいていこうと考えられるようになりました。
結果が出せない時に自己否定してしまう癖がついていた自分にとって、とても大きい変化でした!


③やりたいことに自信が持てた

3つ目は、自分のやりたいことに自信が持てるようになったことです。

トレーニングを通じて言語化した自分の軸はこちらです。

<人生の軸>
人の魅力を引き出し勇気づけできる人でありたい
家族や友人など大切な人との深いつながりを感じながら生きていたい

<実現したい世界観>
自分の人生を希望を持って歩く人を増やしたい

<仕事におけるWILL>
自分の仕事を通じて目の前の人の人生をよくしている実感を持って働きたい
熱量高い仲間たちと一緒に目標を達成し感動を共有したい

私の場合、「自分のやりたいことはこれかも」という思いは(ぼんやりですが)持っていました。

でも、どこか自分の理想を語るのが怖かった。
「エゴじゃないか」「お前には無理だ」と誰かに言われるような気がして、
自分で自分の夢を否定してしまっていました。


しかし、トレーニングの中で、自分の思考の癖を認知し
未熟な自分も認められるようになってきたことで、
やっと自分の思いを発信できるようになりました。

でも、まだまだ自分のやりたいことを語るのは怖くて、
担当トレーナのりこさんに話すときすら、
どう思われるか怖いと感じながら話していました。


でも、りこさんに「素敵です!かなえましょう!!」と言ってもらって初めて、
自分の夢に自信が持てました。
人に肯定してもらえること、応援してもらえることって
ここまで力をもらえるものなんだと思いました。


同時に、やっと見つけた自分の夢をこれからも大事に育てていきたい。
この夢をかなえるために頑張る自分でいたいと思うようになりました。

今後の課題


ポジウィルを受講することで、自分の弱さや欲に向き合うことができたと思います。
自分の弱さや欲、それが生まれた背景を知り、
その向き合い方について学べたのはとても大きな進歩でした。

トレーナーさんが伴奏してくれたからこそできたことです。
本当に感謝しています。


でも、まだ長年積み重なってきた「自分をよく見せよう」という癖は抜けきっていません。
このnoteを書くにあたっても、自分の課題を自ら開示することにとても苦戦しました。
(就活頑張らなかったという部分を書くのに1週間以上かかりました…笑)

これからの私の課題は、
弱い自分を頑張る自分で覆い隠すのではなく、自分の弱さも含めて自分と受け入れること。

弱い自分は「何を願っているんだろうなぁ」と観察をして、
その自分も自分だと認めることで、
自分で決めた「ありたい自分」に近づいていきます。

さいごに


ポジウィルを受ける前の私は、自分の人生に後ろめたさを感じて苦しんでいました。
でも、トレーニングを通して弱い自分を認められたし、
背伸びしない自分の魅力にも気づけました。

人生の絶対的ゴールは見えていないけれど、
こういう自分になりたいなという理想にも自信がついて、
未来を明るく見通せるようになりました。

自分の人生に向き合うって本当にしんどいと思います。
特に、弱い自分や汚い自分に向き合うにはとてつもないエネルギーが必要です。
私は一人で立ち向かったけれど孤独と自己嫌悪に呑まれて挫折し、一人で苦しんでいました。

でも、私が今回ポジウィルを受講したように、
困ったときはプロの力を借りるのも一つの手段だと思います。

最初は、周りの人は自分一人でできている(ように見える)ことを、お金を払って誰かに助けてもらわないとできない自分を認めるのが怖かったけれど、受講して本当によかったなと思います。


困っているときは、一人でやろうとしないで誰かの力を借りたらいいし、
自分もそうやって一人で悩んでいる人の力になりたいです。

「人は環境で変わる」ということを実感しながら生きています。
自分一人で頑張れなくても、いい環境に身を置いて、
エネルギーある人から刺激をもらいながら進んでいければ、そ
れでいいのだと思います。

そしていつかは、自分がエネルギーを与えられる側になって、
受けた恩のバトンを次につなげられるようになりたいなと思っています。

私の経験が、一人で悩み、
暗闇の中にいる誰かのきっかけになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!



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