「午後三時にビールを」 (読了)
前回読んだ「おいしいアンソロジー ビール」が各話ビールを始めとしたお酒が話の中心にあったのに対し、こちらは副題の通り各話酒場が話のテーマや舞台という印象。各話エッセイはエッセイですが、小説に近いという印象を受けたものが多かったです。
その酒場に馴染んでいる人、構えている人など様々。話が古ければ古いほど昔は「酒場は男が見栄を張りにいくところ」だったという様子が伝わってきました。
読書をしようと思って手に取るよりも、ゆるりと出来る時間に一杯飲みながらページを捲る・・・という感覚で手に取るにはいい一冊だと思いました。または、知っている作家の話だけ拾い読みしても楽しめると思います。
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