「日本のインド・ネパール料理店」 (読了)
著者の小林真樹さんが訪れた日本中のインド・ネパール料理のお店のお話。
北は北海道、南は九州・沖縄まで小林さんが丹念に訪れ、食べ、お店の人に話を聞いて書いた一冊。
しばらく中断を経て拝読再開。先週仕事から帰宅後もコツコツ読んで300ページ強を一気に読了。訪れる・食べる・話を聞く…を実際に行って書いているので説得力と迫力が秀逸。故に仕事から帰って疲れていてもどんどん読みたくなったのだろう。
昨今ずいぶん町に増えてきたなと感じるインド・ネパール料理のお店。その理由と背景がよく分かった。
町を歩いていて何気なく通り過ぎているインド・ネパール料理のお店を今後は通り過ぎる度にこの本で読んだことを思い出すだろう。敷居が幾分低くなり親しみが湧いた。食べに寄る回数も増えそう。
旅好き、食いしん坊にお薦めの一冊。