遂に有料記事を購入1️⃣
生まれて初めて、
noteで有料記事を購入した。
9番街レトロの京極さん、
しゅんさんの記事である。
「購入」ボタンをクリックする時、
また新しい扉が開く予感がして、
妙にどきどきした。
生まれて初めて惚れた芸人さんである。
昨年末にその存在を知り、今春頃から
所謂「推し活」が加速している。
芸より人に惚れている。
ワーキャーうんたらである。
顔ファンかんたらである。
だから、SNSで発言する時は
常に「キッショ」くて、
御免なさいと思っている。
せめて、善良な消費者でいたいと
思いながら、膨大な彼らに纏わる
コンテンツを大いに楽しんでいる。
京極さんに影響されて、
長らく手放していた言語化を
改めて習得しようと
踠きたくなっているから、
現在の私感を書き留めておく。
100円の小説。
処女作という認識で良いのだろうか。
明らかに価格設定を誤っている。
今からでも価格改定すべきだ。
面白かった…だけじゃない。
京極さんの文才に対する認識を
揺さぶられた。
美的感覚に満ち満ちた文体。
恥ずかしながら、
「生馴れ」という表現を
初めて知った。
時々立ち現れる、
言葉遣いの不均衡な趣は
物語の不穏当な雰囲気と
連動しているようで見事だった。
この小説を読みもせず、
京極さんの有する数多の才の中でも、
その文才が特別に好きだ、
と宣っていた自分が酷く恥ずかしい。
惚れ直す。
稚拙な一言で言えば。
また小説、書いてください。
1000円の未完の自叙伝。
「思い出したら都度、加筆修正していく」
とおっしゃっておられるが、
ご本人に忘れ去られていまいか。
あまり過去を語りたがらない印象のある
(しゅんさんが聞き掘り下手なせいもある)
京極さんのずっと知りたかった話を
いくつも聞かせてもらえた気になり、
満足度は高い。
下品であることは重々承知の上だが、
実父との幼少期の思い出についても
いつか知りたいと願う。
つくづく私は京極風斗という人に
興味深々なのだと思う。
オープンチャットというシステムが
全く分からず、その存在を放置していたが、
ある件についてオープンチャット内だけで
しゅんさんからの謝罪があったと知り、
参加する為に購入した。
結論、もっと早く参加すれば良かった。
しゅんさんはSNSの使い分けが巧みだと
思う一方、そういう面が全く望まぬ
ワーキャーうんたらを増やしているのだと、
心配にもなった。
このままあまり公にされないままで、
在って欲しいと願う。