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映画『竜とそばかすの姫』 ・仁淀川に住む、すずの暮らしを、同じ場所に住む私が考察した。

noteはじめて、いきなり本業の話ではないですが、どうしてもやりたかったコト。
それは、細田守監督の最新作"竜とそばかすの姫"の告知動画から、色々推察すること。
なぜならば、色々ブログで書かれていますが、結構間違ってたりする(笑)

アニメの聖地になった仁淀川エリアに、住んでる私としては正しい情報をお伝えしたい!

ということで、仁淀川流域で生まれ育った住民のご協力の元、主人公のすずの暮らしを考えてみた。

(1)まずは竜とそばかすの姫のトレーラーを見てほしい。

高知県民とPVを見ながら話すと面白い。
この場面は、ここでね〜(高知弁)あそこでね〜と。
さて、改めて公式サイトで、主人公について調べてみた。

(2)竜とそばかすの姫の主役は、
高知県の村に住む17歳の少女、すず。

自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

スクリーンショット 2021-05-26 16.13.57

▼情報元
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/character/
名前はすず。高知県に住んでいる。

(3)竜とそばかすの姫の舞台は、高知県の仁淀川エリアだ。

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監督が高知県の仁淀川を選んだ理由を話してます。1:24秒あたりからどうぞ。

▼情報元
#3「Making of 竜とそばかすの姫:細田守とクリエイター~現実世界を描く~」
https://www.youtube.com/watch?v=soLwZvE19J8
#竜とそばかすの姫 #細田守 #スタジオ地図

本題>早速、予告動画の画面ごとに考察してみた!

(4)高知市内、鏡川が登場!

スクリーンショット 2021-05-26 15.51.41

このシーンは、
・制服を着ていて薄暗いから帰宅中だろう。
・コートを着てるから、冬だろう。
・この風景は高知県民だれでもわかる、高知県の鏡川エリア(市内中心部)

google mapで、すずの場所を確認してた。

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わかりにくくて申し訳ないが、
高知城から鏡川に向かって約10分ぐらいのところにあたる。
ここは市内の中心部である。

余談だが、このすずが歩いている向い側に、老舗旅館"料亭旅館 臨水"がある。
一度お邪魔したことがあるが、龍馬もお座敷遊びをしたとか、してないとか...
趣を感じさせる歴史的な建物が魅力だ。特に館内にある古い電話ボックスが好き。

夜は、美味しい土佐料理と土佐お座敷遊びが体験できる。
https://www.jtb.co.jp/kokunai_hotel/htl/7430A41/photo/
一度高知にくる際はぜひオススメしたい。
(ここの関係者ではない..ただのファン苦笑)
さて、話を戻す。

5)すずの高校は? この界隈にある徒歩圏内の高校は3つ

候補1)土佐女子中学高等学校 
https://www.tosajoshi-jh.ed.jp
候補2)高知県立工業高校
https://www.kochinet.ed.jp/kochikogyo-h/
候補3)土佐高等学校
https://www.tosa.ed.jp

google mapで3高校の場所調べた。

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スクリーンショット 2021-05-26 15.50.58

改めて見てみる。
空もやや暗く、日が傾いてきてるようだ。
このシーンは、授業が終わり学校から徒歩で帰ってきてる可能が高い。
その場合は、どの学校からも徒歩で15分~20分ぐらいだろう。

ただし、自転車の可能性もある。
この川沿いは、自転車は乗り入れられない(降りて、押して歩く)らしい。
となると、どこかで自転車を止めて、寄り道か?

別の寄り道してる案も考えられるが、やはりその可能性は低そうだ。
なぜなら、同級生らしき人たちも、追い越していくということは帰宅途中だろう。
ということは、この方向に向かってすずは、
寄り道ではなく、帰宅していることがわかる。

スクリーンショット 2021-05-26 18.06.46

6)この西に行く方向が帰り道だとすると、
高知工業か土佐高校の2択しかない。

候補2)高知県立工業高校
https://www.kochinet.ed.jp/kochikogyo-h/
候補3)土佐高等学校
https://www.tosa.ed.jp

これは路面電車の"グランド通"駅から、
乗車して帰ると推察するのが、一番無理ない。

そして、以下シーンでわかるように、男子もいるので共学だ。
(1)の土佐女子高校の可能性は消える。

断定はできないが、
地元民いわく、コートも統一感あってちゃんとしてる雰囲気(校則を重んじる?)だと、土佐高校に絞れるのではないかと。
※余談、高知県の高校は、冬コートまで制服として揃えるようだ。

いまの情報の段階では、土佐高校の可能性が高い。
※因みにネクタイ着用の高校は、実際はない。

スクリーンショット 2021-05-26 15.52.02

次のシーンを見てみよう。
半袖の制服になっているということは、夏。
ただ、川沿いではあるが風景が違う。

スクリーンショット 2021-05-26 15.52.25

よくみると、左手に橋が見える。
これは鏡川にかかる柳原橋のようだ。
改めてgooglemapを見てみる。(すずは、黄色の部分だろう)

スクリーンショット 2021-05-26 18.51.23

どうやら、前回の川沿いのシーンより、少し歩いた場面だ。
約5分ぐらいだろう。
やはり、これが帰宅ルートのようだ。(西に行くと自宅がある仁淀川地域だへ)
実際google mapのストリートビューだとこんな感じ↓
最初のシーンに見えていた、赤白の鉄塔も右に見えるから、間違いない。

スクリーンショット 2021-05-26 18.45.30

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心地良さそうに音楽を聴きながら(イヤフォンは見えてないが)、
散歩してるのだろう。

次のこの場面は、すずの通学場面だろうか。明らかに土讃線の汽車ではないか!

スクリーンショット 2021-05-26 15.52.43

高知の移動手段は、車、路面電車、汽車、バスがメインだ。
このシーンはすずの通学シーンと考えると様々なことが見えてくる。
・すずは仁淀川流域に住んでいるから、これは土讃線の汽車通学だろう。

土讃線(どさんせん)は、香川県仲多度郡多度津町の多度津駅から高知県高知市の高知駅を経て、同県高岡郡四万十町の窪川駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)である。
日本国有鉄道(国鉄)時代は土讃本線(どさんほんせん)と呼ばれていたが、民営化後の1988年にJR四国は線路名称を土讃線に改称した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/土讃線

・太陽光が右から斜めに入ってきている→西(仁淀川エリア)から東(市内へ)移動してると考えると朝。早朝の光が電車に入っているのだ。

・二車両で、この人の少なさだったら早朝だ!流石に田舎でも通学時間は混むw
・このカーテンがある車両は路面電車ではなく汽車だと思われる。
 ↓ちょうど動画があったので掲載する、この汽車にすずは乗っているはずだ。

今日はいい天気。

Posted by Kaori Ono on Sunday, April 23, 2017


ということは、
主人公のすずは、部活の朝練に参加しているのかもしれない。

7)メイキング動画に仁淀川の沈下橋がでてくる。

すべて公式サイトで発表された情報で推察しているが、
#1メイキング動画 "竜とそばかすの姫"によると、以下シーンがでてくる。
※メイキング動画2~3もイントロで出てきますね。共通ですね。

仁淀川としたら、仁淀川の沈下橋と推測できる。沈下橋は、4つか、5つぐらいある。
中流域にある仁淀川の沈下橋は、名越屋沈下橋、すべて名前がついている。


改めて上記シーンを見てみると、
これは、片岡沈下橋か、浅尾沈下橋のどちらかしかない!

沈下橋は、上流に行けば行くほど道が細くなる。最上流の沈下橋は、たいてい車は通れない幅だ。

この沈下橋、まだ自動車が通る幅でただし相当狭いことがわかる、そこから推察すると、片岡沈下橋か、浅尾沈下橋しかない。

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ズームするとこんな距離感。車で5~10分ぐらい。

スクリーンショット 2021-05-27 9.15.35

改めて下記シーンを見てみる。

スクリーンショット 2021-05-26 16.11.51

こういう背景の沈下橋はどちらだろう。
google mapの画像を比較してみた。

スクリーンショット-2021-05-27-9.21.13

右が片岡沈下橋、左が浅尾沈下橋。
ちょっとわかりにくいので、実際google mapのストリードビューで比較して欲しいが、片岡沈下橋は、真っ直ぐ進むと真横に、道路が走ってるのだ。

それに比べて....
浅尾沈下橋の風景はシーンと全く同じだ。
(google mapのストリートビュー画像は多分冬)
このひらけた原風景は、浅尾沈下橋に違いない。

この沈下橋は、越知町にある浅尾沈下橋に確定!


8)これは小学校の入り口だ。どこの小学校だろうか?
これはすずが生まれ育った地域の小学校だろうか。


スクリーンショット 2021-06-08 18.17.26

改めて公式情報↓を見てみた。

自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

公式テキストから推察すると、
自然豊かな高知の村に住む....村?村??日高村しかない?

仁淀川エリアは、一般社団法人仁淀ブルー協会によると6市町村に分かれる。
仁淀川町・越知町・佐川町・ 日高村・いの町・土佐市

高知県の「奇跡の清流 仁淀川」とその流域6市町村(仁淀川町・越知町・佐川町・ 日高村・いの町・土佐市) 
参照元:https://niyodoblue.jp

その中で、村となると日高村だ・・・・?!
さきほどの浅尾沈下橋は越知町。村だと日高村。
すずは、一旦どのあたりに住んでいるのだろうか(笑)広域だな。

高知県の公式サイトから拝借した図解はこちら。
https://kochi-iju.jp/miryoku/

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仁淀川に接している市町村は、土佐市、日高村、越智街、いの町、仁淀川町の5市町村に絞られる。さらに土佐市は省かれる気がする。仁淀川の下流域にあたるからだ。また山がある暮らしというよりは、海がある暮らしという雰囲気になるのだ。

となると、

主人公すずが住んでいる地域は、
シーンにでてきた浅尾沈下橋がある越知町か、公式情報の"村に住む"との記載から日高村この2択になる。

これ以上は絞れないのでこのままで進もう。
改めて、この小学校がどこか考察してみる。

スクリーンショット 2021-05-26 15.53.51

・この懐かしい下駄箱、いかにも集落にありそうな小学校だ。
・壁には子供が書いた、啓蒙ポスターが貼られている
・入り口には英語でwelcome、our..など貼られていて、
英語のスキルアップかな。
・下駄箱の上に学年別の手書きPOPがある。
 手前は3.4年生の上履き入れ、奥が5年生の上履き入れと整理されているようだ。

このエリアにはいくつか小学校がある。
特にいまの流れで絞ると......一つしかない。

このシーンの小学校が、どこの小学校かわかった(笑)
が、あえて明かすのを辞めておきたい。

ここは配慮だ。安全面の配慮だ。ファンが押しかけたら困る。小学生の安全を第一に考えよう。ここは、すごくいい原風景残る小学校なのだ。ということでここはみなさんの想像に任せたい。

次!

(9)仁淀川か鏡川を泳ぐ主人公すず。

スクリーンショット 2021-05-26 15.53.58

そもそも、これが主役のすずかどうかわからないが、すずだと想定すると。
服のまま泳ぐ高校生のすずか?。

いや...やや若いのではないか?若い頃の回想シーンだろうか。

仁淀川は一級河川。意外に知らない人が多いが泳げるぐらいの水温になるのは8月~9月前半ぐらいだ。それ以外は冷たくて入れない。7月前半はまだまだ冷たい。
だから、8月ぐらいだろう。そして、推測の域を出ないが、岩が大きいから上流ではないか....

仁淀川の上流だとしたら、浅尾沈下橋から飛び込んで泳いでいると推測してもよさそうだ。やや強引だが。

先ほどあった浅尾沈下橋の左側は浅いが、右側は深いのだ。この浅尾沈下橋から、右側に飛び込んで泳いでいると想像しておこう(笑)

スクリーンショット 2021-05-26 16.11.51

google マップだと、こんな感じです。やや深い。
※でも飛び込みは危ないのでやめてくださいね。
マジな話、観光目的できて沈下橋から飛び込む人が必ずいます。亡くなる人もいます。ぜひ、安全なところで川遊びしてください。

スクリーンショット 2021-05-27 10.24.36

告知動画のシーンは以上です。
いかがでしたでしょうか...?

仁淀川流域、現地に住むわたくし小野が、
細田守監督"竜とそばかすの姫"の主人公すずの暮らしについて考察してみたらこうなりました(笑)

実はまだ書きたかったことがあります〜
すずの通学路についてです(笑)田舎奥地に住んでいるすずは、
限られた交通機関で通学してるはず。
(お父さんが車で途中まで送ってくれる場合もあるが)

あまりに長くなりそうなので、
すず通学路の件は、別NOTEにまとめます。

スクリーンショット 2021-05-26 15.59.06

以上、全く本業とは関係ない話でしたが。最後に...ちょっとだけ。

私たちの事業の中の一つ、
仁淀川エリアある、とまとカフェ&宿泊施設を運営してます。

映画の聖地巡礼される際は
ぜお立ち寄りくださいー(笑)

#細田守 #スタジオ地図 #仁淀川 #仁淀ブルー #聖地巡礼

高知県仁淀川から徒歩8分の全個室ゲストハウス『Eat&Stay とまとと』
ゲストハウス/カフェ/ランステ、ワーケーション場所としてご利用ください。
高知駅から30分、小村神社前駅で下車し徒歩1分。
◉遊ぶ
https://tomatoto.jp/play/
高知県の仁淀川は日本を代表する清流です。
その仁淀川の中流域に日高村があります。
仁淀川がある日々の高知県の暮らしは、とっても魅力的。
そんな暮らしや、仁淀川の遊びを少しずつご紹介していきます。
◉とまる
https://tomatoto.jp/stay/
ゲストハウスというとドミトリーの印象がありますが、
すべて、とまととは個室。
最大6名宿泊できる小さなゲストハウスです。
家族で、友達で、宿泊エリアの貸切どうぞ。
◉食べる
https://tomatoto.jp/eat/
そして、とまととは、高知県日高村のとまとを贅沢に使った、
とまとづくしメニューを提供するカフェを1Fに併設しています。
とまとの専門店です。日高村は、トマトとしても有名な村。

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