#3「ダサいとは思われたくない」
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みなさんこんにちは、パーソナルスタイリストのうえです。
タイトルから直球な言葉を使って申し訳ありません。
個人的にあまり使いたくない表現ではあるんですが、伝わりやすいかなと思って今は使ってみました。
えっとですね。
店頭でお客様とお洋服を決めていく中で、定期的に聞いてきたセリフがありまして・・・。
それはなにかと言うと、ご提案した時に返ってくる「変じゃなきゃいい」「かっこわるくなければいい」「問題ないならいい」といった言葉たちなんですね。
当時の細かい流れは省きますが、発言時のお客様の心情としては「めっちゃおしゃれではなくていいから、とりあえずダサいとは思われたくない。」って感じだと思うんです。
思うんですというか、確認したらみなさんそうでした。
確認できただけでも割といらっしゃったので、たぶん他にもこの考えの方は多い気がしてます。
でもじゃあ「ダサいってなに??」「おしゃれってなに??」と1人で考えだすと、お洋服選びは迷宮入り。
それもそのはず、おしゃれの基準は曖昧かつ感覚的なもので、正直明確な答えがない分野です。
しかも時代によって、ただでさえ曖昧なそのおしゃれの基準すら変わってしまうというね。
って考えるとめんどくさいよねーファッション業界は。
まぁだからこそ面白いしいつまでも飽きないんですけどね。
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でそのおしゃれの基準なんですが、曖昧な一方で明確に言えることもあります。
色々な切り口があるんですが、そのうちの1つは「より多くの人に共感されるか」という一定の基準があること。
例えば近所で ″真っ青のハットに真っ黄色のTシャツに真緑のスキニーに真っ赤なスニーカーを身に着けた人″ を見かけても、大多数の人は「おしゃれ」とは判断しないと思います。
あるいは流行の最先端も最先端のパリコレのランウェイを歩く180センチくらいの人たちを見ても、これもたぶん世界が違い過ぎて「おしゃれ!」とはならないと思います。
極端に言うとそんな感じで、人は基本的に「自分の理解の外」をおしゃれだとは思わないんですよね。
とかまぁすみませんなんかごちゃごちゃ言ってますが一言にまとめると「奇抜じゃない無難な恰好」から始めましょう、ってことです。
無難は言い換えると王道コーデ・鉄板コーデ。
なのでまずは白Tシャツにデニムにカーディガンかジャケット、あとは清潔感を気にしていればもう十分おしゃれです。
王道を押さえてから自分の好みやスタイルを確立していきましょう。
ということで、
今回のタイトルは「ダサいとは思われたくない」でした。
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