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コース間違いはみんなが悪い?

本日、愛知県森林公園植物園と一部園外で『第39回 尾張旭市民ジョギング大会』が開催されました。
久し振りのぴーかん。風も穏やかで、走ってて暑いくらい。抜ける青空が格別で、最高のロケーション。

ところが、そんな清々しい空気に水を差す出来事が。
今回は、10km→5km→2km→0.7kmの順でスタートだったのですが、10kmの先頭がコース間違いをしてしまい後続のランナーも追随。次にスタートした5kmの部の一部ランナーも追ってしまい大会は大荒れに。挙げ句の果てには、数名の2kmの部のランナーが5kmの折り返し地点まで来てしまう始末(これに関しては未だに意味不明)。
何故、この様な事が起きたのでしょう。私が思うに、原因は2つ。

先ず、問題となった植物園北門に走路員を配置していなかった事。分岐点や別れ道の箇所は、走路員を配置または道標等の看板を設置するのは当たり前。今回は、走路員だけではなく看板もなかったそう。看板に関しては、北門に限った話ではなく全体的に少なかった様に感じました。厳しい言い方をするなら、ランナー目線での会場設営が出来ていない。「このくらいは大丈夫でしょ」という安易な気持ちが透けて見えますよね。
諸悪の根源はそこですから、運営側の責任は大きいと思います。39回も続いておきながら、この失態はちょっとあり得ない。

しかし、ランナーもどうかなと。
いち市民ランナーの立場からものを言わせて貰うなら、コースを把握していないランナーも良くない。申込書(パンフレット)に記載されているコースマップを見ていないのでは?。「会場の植物園は初めて」という方もいらっしゃったと思いますが、それでもコースマップをしっかり見ていれば “北門から外へは出ない” という情報は比較的容易に知り得る事が出来る筈。責任転嫁と取られるかも知れませんが、走るのは他でもないランナー。準備は、“走る” “トレーニングをする” “体調を整える” だけではありません。
コース間違いに対して「気の毒だな」とは思いますが、同情や肩を持つ事は出来ません。先のランナーが間違ったコースへ行ってしまえば、心理的にも後を追うのかも知れませんがそれを加味してもです。
そして最もガッカリなのが、過去に10kmの部&5kmの部を走った事のあるランナーも一緒になって間違えている事。こういう方に関しては、「しっかりしてよ」と声を掛ける力も失せてしまうくらいガッカリです。

運営側が最大級に宜しくない。ただ、ランナー側ももう一歩踏み込んだ準備をして欲しい。これが、私の本音であり結論です。

次回は40回の記念大会。コロナが明けて3回目の今回、参加者数も右肩上がりでこれからもっと盛り上げていかなければいけないのに、思わぬ形でケチがついてしまい物凄く残念でなりません。
次回は、我々運営を協力する側も変わらなければ。どうしても自治体主導だと、我々は口を挟みにくい部分が。でも、それで失敗したのですから…。