研究と国際競争力
こんな記事を読むと日本大丈夫なのかな?と心配になる。
そして科学技術指標2020にもこんな図がある。
Top10%とかTop1%補正論文数というのは注目度の高い上位10%、1%ってことでその凋落は著しい。
だけど特許数はこんな感じで頑張ってる。中国、アメリカに次いで世界3位。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/03/f6632bc5a961bbb0.html
この特許も詳しく見ると興味深い。
※パテントファミリーとは、優先権によって直接、間接的に結び付けられた2か国以上への特許出願の束である。通常、同じ内容で複数の国に出願された特許は、同一のパテントファミリーに属する。
日本は単独行動が本当好きみたいね。ちなみに私も好き。
日本の特許は他国と比べて論文を引用している割合が低いけど、日本の論文は世界の技術に多く引用されているとのこと。データが古いから最近はどうだか分からないけど。
日本の論文は、論文業界では注目度がどんどん下がっているが、特許業界では、少なくとも2015年までは、まだちやほやされている。ちょっと興味深い。これを掘り下げたいけど、それは今後の宿題にする。
研究力=論文数でも特許数でもないし、国際競争力で上位にいることが大事なのかどうかも分からない。コロナワクチンを巡る各国の綱引きを見ていても、こんな緊急事態でもあんなことやっているのだから、誰かにとっては競争力は大事なんだろうけど。よく分からなくなったので記事を終わる。すみません。