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【タワー・オブ・テラー二次創作】GASLIT STREET :ガスリットストリート


⚜ 前作「Anoter Terror」について ⚜

「GASLIT STREET」は東京ディズニーシーのアトラクション「タワー・オブ・テラー」に基づいた二次創作「Another Terror」の続編。登場人物の一部を共有しており、時間軸としては前作の後です。
 前作のあらすじは以下の通りです。

「Another Terror」のあらすじ
1912年9月、ニューヨーク市マンハッタン。ニューヨーク・グローブ通信の記者マンフレッド・ストラングは、ニューヨーク市保存協会が主催する「タワー・オブ・テラー」のツアーに反対するため、同協会のメンバー、マーク・オーメンと共にツアーの舞台であるホテル・ハイタワーの調査を行う。13年前に閉鎖された廃墟のホテルを舞台にしたツアーは、協会の代表ベアトリス・ローズ・エンディコットある人物の助言をもとに考案したツアーだった。
マークはその人物をおびき寄せる為、ある仕掛けを施したハロウィンパーティーを主催し、マンフレッドはそのパーティーに潜入。見事に追い詰めたツアーの考案者アーチーから、2人はツアーの恐るべき目的を知らされることになった。

⚜ 「GASLIT STREET」登場人物 ⚜

パメラ・アイリス・エンディコット
主人公。元ブロードウェイのパフォーマー。幼い頃にローズと一時を過ごし、以後恩人として慕う。観察眼と身体能力に優れ、ローズの思い付きにも親身に付き合う。
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ベアトリス・ローズ・エンディコット
アイリスの従姉。ニューヨーク市保存協会という団体で建築物の保護活動家としてマンハッタンで活躍。現在保護しているホテル・ハイタワー前で抗議が行われ、アイリスに助けを求める。
      ⚜⚜⚜
マンフレッド・ストラング
ホテル・ハイタワーの解体を推進すべく、自身の所属するニューヨーク・グローブ通信でローズの団体について否定的な記事を書く。一方で、ローズへの取材以降は彼女に強く惹かれている
      ⚜⚜⚜
マーク・オーメン
ニューヨーク市保存協会のメンバー。マンフレッドやエンディコット三世と繋がっている。
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コーネリアス・エンディコット三世
ローズの父親で、大富豪の経営者。ホテル・ハイタワーを再開発によって解体し、跡地に「エンディコット・グランド・ホテル」を開業しようとするも、ローズによって阻まれる。

⚜ 「GASLIT STREET」のあらすじ ⚜

⚜ローズの事務所前に抗議集団が現れる

前作からの主人公マンフレッド・ストラングは、ホテル・ハイタワー解体のろんを作り出すべく記事を書き続けていた。そんな中、ニューヨークぞんきようかいの事務所前で抗議が行われているのを目撃し、自身の記事が原因でローズが危険にさらされていることにせきの念を覚える。

⚜アイリスが協会に戻って来る

かつてニューヨーク市保存協会に所属し、ある理由からマンハッタンを離れていた主人公の1人アイリスは、抗議をかわりに協会に再び手を貸すようになる。調査を進めていくと、ローズの周囲では抗議集団の出現以外にも、奇妙な事が起こっていた。

⚜ローズを危機から救えるか

徐々に明らかになっていく、異変の全容ぜんよう。マンフレッドとアイリスは協力し、ホテル・ハイタワーや協会をねらう存在との戦いに身を投じていく。

⚜ チャプターリスト ⚜

⚜プロローグ 贈り物

ある邸宅に入った一本の電話。それをきっかけに、ニューヨーク中の要人が逮捕される。その電話の主は「ニューヨーク市保存協会」を名乗る女だった

⚜第一章 エンディコット

企業家一家として名高いエンディコットを名に持ちながら、中産階級の住まう地域で約やかな生活を送るアイリス。そんな彼女の元に、従姉のローズから手紙が届く

⚜第二章 過ぎし日々

半年前ローズは、ニューヨーク市保存協会なる組織を設立するにあたってアイリスに助力を求めていた。2人は協力してメンバーを集めるも、些細な衝突をきっかけに道を違える

⚜第三章 危ないヤツら

事務所やホテルハイタワー周辺には抗議集団が現れていた。アイリスは彼らの様子に違和感を覚え、聞き込みを始める。一方、抗議集団を苦々しげに見つめる記者の姿があった

⚜第四章 彼は消えた

ホテルハイタワーの関係者のある議員が姿を消していた。アイリスは彼について調べ始める。一方、記事でローズを批判していた記者のマンフレッドは職務と私情の間で葛藤する

⚜第五章 過去が背を焼く

アイリスとマンフレッドは共通の目的の為に協力する。アイリスは怪しげな書き置きに導かれる。マンフレッドはホテルの土地について調べるうち、ヴィクターという名に辿り着く

⚜第六章 鳥撃ちと不動産

「鳥撃ち」を意味するファウラーズというギャングとの因縁に動揺を覚えながらも、アイリスはマンフレッドから預かった地図を頼りに、彼らの息の掛かった地域を調査する

⚜第七章 気持ちを聞かせて

調査中、アイリスは背後に追手の気配を感じる。アイリスは追跡者を撒く為ある行動に出た。ローズが自身の活動に疑問を持ち始める中、彼女を後押ししたのは意外な人物だった

⚜第八章 1888年

リチャードは生きていた。アイリスは記憶喪失のリチャードと奇妙なやりとりをする。ヴィクターはスクリューのモニュメントの前で決意し、ある目的の為の行動に出る

⚜第九章 薔薇を取り戻せ

招待状に導かれ、アイリスはホテルハイタワーに向かう。そこにマンフレッドも合流するが、ホテルで待ち受けていたのは暴力と裏切りだった

⚜第十章 くだらない真実

警察内部にヴィクターの仲間がいる。誘拐事件の捜査が遅々として進まないことが何よりの証左だった。アイリスは伯父の車に乗り、停泊中のSSコロンビア号で真実を知る

⚜第十一章 バンシーと訴状

ホリデーシーズンの真っ只中、アイリスは自身の行動が原因で裁判所から出廷命令を受ける。アイリスはリチャードに助力を求めるが、その過程で彼の過去を知ることになる

⚜第十二章 答えが出ない

教会のクリスマスパーティーの主催となったニューヨーク市保存協会。アイリスはそのメンバーとして参加する。そこにはマンハッタンで知り合った仲間達の姿があった

⚜第十三章 運命の夜

ヴィクターの魔の手がアイリスの最も大切なものへと及ぶ。過去のトラウマと符合する不利な状況で、アイリスはついに因縁の相手と対峙する

⚜エピローグ さらば、我が協会

ニューヨーク市保存協会に日常が戻る。フィニアスの元にアイリス・エンディコットを名乗る女が会いに来る。グリーンバーグの墓所に、小春日和の風が吹く

⚜ あとがき・解説(設定改変覚書) ⚜


ジャンル : ミステリー・ノワール
表現 : オリジナル展開・オリジナルキャラクター・オリジナル設定・暴力・暴言・飲酒・喫煙

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