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いっつも最後は教育の問題に辿り着く。

コロナになってからCNNやロイター通信からアルジャジーラまで色々なnewsサイトに目を通すようになったが日本のビジネスマンの中でもNewspicsの読者は結構いるだろう。

個人的にあんまり社長社長してる人は好きじゃ無いんだけど今回のこの二人の社長の対談は心に刺さるものがあった。

歌舞伎町のホストの帝王と全世界でメガネビジネスを展開するスーパー社長。それがNewspicsで語りあうなんて何が起こるのかしらんと思っていたのだが、二人とも最後には「愛」「教育」の問題に辿り着いた。

日本という国は何も努力しなくても9年間教育をほとんどタダみたいなもので受ける事ができる(それに伴う経費は除くとして)。それでは今の社会を見回して自分の学びを社会に還元出来ている、もしくは社会を少しでも良くしたいと本気で思っている人間はどのくらいいるのだろう。

ルワンダで友達になった子がいる、彼は16歳でこの村で唯一学校に言っており、将来はアメリカの大学に行って医者になり、この村で病院をつくるのが夢だと語ってくれた。

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着るものも、食べ物も、靴でさえもまともに買えない人がいるこの村で、自分自身が学ぶという事に全力を尽くし、何の為に学ぶのかを学ぶ前からセッティングできているのである。

「やりたい事が見つからない」

「向いている職業がわからない」

「安定した暮らしをしたい、楽をしたい」

ここで日本の若者を批難する事は容易いけれど、僕は本当に問題なのは「環境」だと思う。人間はオギャーと生まれた時は誰でも同じでお腹が減れば泣き喚いて、嬉しければ笑う。だけどそこから家庭、学校、地域のコミュニティの価値観やルールによって人格が形成されていく。

例えガンジーの子供だって第二次世界大戦中のゲットーで暮せば人格が歪んでいく事は間違いないだろう。

そしてその環境をつくる事ができるのは子供じゃ無い、大人だ。

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