日本人の肌感覚としての「オンラインサロン」
今日本を見回せば、様々なオンラインサロンが乱立している。
西野亮廣エンタメ研究所、中田敦彦主宰PROGRESS、ホリエモンの HIUなどの芸能人系のサロンや、株、投資、不動産、自己啓発、スピリチュアルなど様々なビジネス関係も数多くのオンラインサロンが存在する。
私も今までにいくつかオンラインサロンに入ったが、今は宇野常寛 PLANETS CLUBに入って文章を書くスキルを学んでいる、月額3,980円。
オンラインサロンの良い所を一言で言うなら「いつでも簡単に離脱出来る宗教」みたいな物だと思っている。
日本人の感覚で「宗教」と聞くとアレルギー反応が出てしまうのはズバリオウム真理教の影響だ。
日本人の感覚で「オタク」と聞くとある一定以上の年齢からの強烈なアレルギー反応が出てしまうのはシリアルキラーの宮崎勤の影響だろう。
宗教も、オタクも間違いなく世界の文化をより豊穣な物にしてきた大きな要因だし、オタクに関しては間違いなく日本が世界と勝負できる数少ないカルチャーである。
だけどなんでこんなに日本人の肌感覚と実際の文化にギャップがあるのかと言うとそれは間違いなく「日本においてのテレビ」というメディアの影響力だろう。
だからそんな肌感覚からするとオンラインサロン、と言うのはどこか金儲けの匂いがして、芸能人や一部の人を崇拝するいわば宗教的な匂いがあり、「胡散臭い」と思ってしまう人がかなり多いのではなかろうか、特に30代以降の人。
結論から言うと僕はこの超開かれたSNS社会は、どんどん閉じた社会になっていくと思っている。西野亮廣氏がとても面白い例えをしていたのだけど、例えば気の合う10人くらいで建設的に討論していても、そこに60人のチーマーが入って来たら話し合いになんかならないでしょう、それがTwitterですよ、と。
自由、平等、限界費用ゼロから我々が手にした自分の意見という力をどうやって使うのか、今後の暮らしを考えていく中で僕は自分の価値観を共有できる人とお互いの知識と価値を提供しあえる場が絶対必要だと思うし、コーヒーを通してそれを実現する事が自分なりの社会への価値提供だと確信している。
ようやく色んな準備が整ってきたので、この冬から2021年の春にかけて、コーヒー焙煎士のすけんは色々仕掛けていきますヨ。
誰もやった事無い事やらなきゃ、楽しく無いっしょ〜
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