「障がい者」と呼ばれる人から学ぶべき事。
何の因果かふと身の回りを見ると、一般社会で言うところの「普通の人」があまりいない事に気がつきます。
だからたまーーーーに同窓会何かで昔の友達と会ったりするとヤバイくらいに会話が噛み合いません。
恐らくきっかけは初めての海外旅行でブラジルまで行ってめちゃくちゃしてきた事が自分の「非常識」に対する価値観をつくって来たのでしょう。
そんなこんなで今経営している桐林館喫茶室は聾者文化の理解と交流の場を目的とした「筆談カフェ」がコンセプトで毎日静かに営業中です。
そして先日岡崎で聴覚障害を持つバリスタ、what's!? coffee代表柴田恭兵さんという方と出会うきっかけがありました。
※クラウドファンディング開催中なので興味がある方は是非!目指せ200万円!
ひょんな事から焙煎を見せて欲しいという事で、焙煎所兼幻珈琲合同会社の事務所である我が家に来てもらって、一緒にコーヒー豆を焙煎する事に。
焙煎機というのは簡単に言うとドラム式乾燥機のような物で、下からガスでボーボー燃やしてあっつい風を送って豆をバーニングするという仕組みだ。
一通り僕がやっている焙煎の手順を伝えるのだが、コーヒーは焙煎が進むと「ハゼ」という現象が起きて、豆が「パチッ!」と音を立てる。この音の鳴ったポイントを基準に火力や風量を調整するのだが、彼にはこの音が聞こえなかった。
補聴器を付けているのだがモーターやファンの音が重なり、更に高い音は聞こえにくいと言うこともあいまって、ほとんど聞こえないらしい。
最終的には鼻と目を150%活用して気合で感じよう!w みたいなノリで楽しく終わったのだが、後日どうやったら耳が聞こえなくても焙煎できるんだろうかを真剣に考えた。
音を可視化する?誰かサポートをつける?音以外の変化に注目する?
自分に理解できない世界に触れた時に、拒否するのか、無関心なのか、興味を持って知ろうとするのか。そのコミュニケーションがダイバーシティの一番大事な要素なんだと思う。
もっと自分の非常識に触れてみたい
だから変わった人達ばっかり集まってくるんだろうな...
あ、それとLGBTQの友達募集中です。一緒に呑みに行きてぇ〜
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