さよーならまたいつか!(17)[ルアンパバーン編]
ルアンパバーン最大の目的はプーシーの丘から夕日を眺めることだ。さてアタックしてみよう。
まずはラープで腹ごしらえ。カオソーイを食べたNang Taoでいただく。ラープは挽肉と香辛料などを炒めた、一応サラダに当たる料理らしい。ご飯にぴったりな味付けなのでご飯と一緒に食べることが多いため、両方注文。
辛くてパクチー香る一品。これは米が進む料理だ。美味しい。辛いのがあまり得意ではないので少々汗とこんにちはをしたけど、美味しくて止まらなかった。
夕日までまだ時間があるのでカフェでお休み。
可愛いワンコともこんにちはできて大満足なカフェタイム。短いしっぽをフリフリしながら飼い主さん?(の店員さん)を一生懸命追いかけていた。可愛い、、、、。可愛いな、、、。日本にいる相棒ワンコに会いたくなる。
さて、そろそろ夕日の時間だということでプーシーの丘へ。
そんなに街自体広くなく、主要な寺院やマーケットが中心部に集まっているルアンパバーンの街。その真ん中に構えるのがプーシーの丘である。観光がしやすくてありがたい。
入場料20000lakを支払い。登り始める。
丘というだけあってそこまで登るのは大変ではなく15分ほどで頂上へ到着した。途中には上の写真のように仏像がいくつかあった。
先客がいて賑わう頂上。寺院(?)がありこちらにも美しい仏様が鎮座していた。
ルアンパバーンは街全体が世界遺産に登録されている。その景観を一挙に眺めることができるのがこのプーシーの丘である。
写真右奥に流れるはメコン川。東南アジア最大の川である。中国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムを流れる雄大という言葉では片付けられないほどの国際河川。この美しい街並みとメコン川を見ていると自分の小ささを実感してしまう。地球にしてみれば人間なんてとてもちっぽけな存在なのだ(誰)。
シミラールックチャイニーズおじおばを見てほっこりしながら日没を待つ。日没時間が近づくにつれどんどん人が集まってくる。
美しい。遠くに霞む山々、雄大なメコン川に映る夕日。綺麗な景色を見た時ほど言葉が出なくなるのは不思議である。
旅を続けてもうすぐ1ヶ月。この景色を見ながら、1ヶ月前に感じていた寂しさとは違った寂しさを感じた。イヤホンからは猿岩石の「白い雲の
ように」。たまたまではなく、わざと聞いた。
風に吹かれて〜歩いて〜行くのさ〜
白い雲のように〜
やはり1人は寂しい。でも、楽しい。そんな感情がやっと出てきた。うん、悪くない。この景色を見ることができて良かったと、心の底から思った。
行きとは違う方向に丘を降りる。途中珍しいタイプの仏像を見ながら降りる。
いやぁ、綺麗な景色を見たら腹が減った。結局美味いものを食べるのが1番幸せなのだ。ナイトマーケットで見つけた露店で食べる。
麺はモチモチ、野菜はモリモリ。美味い!!!!!途中野犬が足の周りをぐるぐるして本気で焦ったけど、美味い!
結局屋台飯が1番うまいんだよなぁ。デザートにチョコバナナロティも食べて大満足。「腹が減っては戦はできぬ」何事もまずは飯!と思って眠った。