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さよーならまたいつか!(3)[香港編]

こんにちは。重慶大厦。入り口から早速「ジャパニーズ!ハッパ吸わない〜?」吸わないよ!と手を振る。九龍はハイブランドのお店なども多く"品"のある街だが、この建物は違う。異世界。

ゴジラとコングだ!

1階部分は両替所とレストラン、食料品店、電気屋?床屋まで色々ゴチャゴチャと混在。ただ、ここでのレートは悪く無いことが多いのでここで両替する人も少なくはない。

インド系の店が多くカレーの匂いが漂う。美味しそう。そんな中、人をかき分けて進む。両サイドからは「マニー!?」「カレー!?」「ジャパニーズ!?」の声かけ祭り。大きいバックパックを背負ったわたしは大人気。

辛そうだけど美味しそう
((ドリトス食べたい))

マンション内にはA棟〜E棟まで全800軒のゲストハウスがある(らしい)。特にココ!と決めていなかったので、エレベーター前にいる旅行者に話しかける。彼が泊まっているところの情報を聞き、悪くなさそうだったので即決。もっと悩むべきかもしれないけど、気にしない。

E棟6階『HOLIDAY GUESTHOUSE』

各棟1個ずつしかエレベーターがついていないので、なかなか来ない。来たとしても狭いから全員乗れないし、もし火災でもあったらたぶん助からない。危険と隣り合わせ。とりあえず行ってみる。

エレベーター前。どれにするか悩む。

無事に部屋を確保できた。交渉の末1泊3000円。笑えない。物価も日本と変わらないし長居はできなそうだ。「もっと安いところあるけど、超汚いよ〜(笑)」的なことを言われてしまったし、決めた。

窓なし/シャワーあり

バックパッカーの聖地だった時代は過ぎてしまったのかもしれない。コロナ禍以降値段も上がり、円安は進み、簡単に旅行できない時代。現実を突きつけられつつ、宿を確保。

荷物を置いて一息ついたら、腹が減っていることに気が付く。そういえば日本出国前日の夕食後から何も食べていない。時間は13時を過ぎていた。やっぱり麺だな、と決め食べに向かう。

なぜかスープ別盛り、ミスった

ビーフンのような麺にほんのり甘めなソースとエビワンタン。美味い、美味すぎる...!一気に食べた。移動と宿探し、疲れた体に染み渡るワンタンメン。感謝。カイジばりに感謝してごちそうさま。

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