さよーならまたいつか!(24)[バンコク編]
「大型ショッピングモールの街」といっても過言ではないくらい、バンコクには多くのショッピングモールが存在する。今回はそのうちのひとつを訪れた日のお話。
バンコクにはMRTと呼ばれるメトロが整備されている。大体の場所へはこのメトロで行くことができる。安く快適に移動できること、非常にありがたい。
宿から1番近い駅まで歩きメトロへ乗車。切符ではなくトークンと呼ばれるオセロのコマのようなもので改札を通る。
トークンを買う時に最終目的地を伝えると、そこまでの乗り換え方を教えてくれた。ありがとうございます。
黄色と緑のタクシー、勝手にタイのイメージ。バンコクは都会だ、高層ビルが何軒も立ち並ぶ。
今回行くのはセントラルワールド。メトロの駅からスカイウォークと呼ばれる空中歩道で直結。日陰を歩ける幸せを噛み締める。
入る際には空港のような荷物検査と金属探知機。テロ対策なのだろうか、徹底されていた。
中にはアーティスティックなオブジェなども展示されている。
たくさんの店が入っていて、時間が経つのがあっという間だった。ここへ来れば大抵のものは揃いそうだ。
アツい。タイ、羨ましい。ここら辺は個人的にアツかった。
レストランのマップを見ていたら吉野家を発見。
うわーーーー。
悩むーーーーー。
日本食食べちゃおうかなぁーーーーーー。
悩みつつも体は正直。吉野家にて牛丼を注文していた。
思えば旅に出て1ヶ月が経過していた。久しぶりに食べる牛丼は"あの味"だった。美味い、美味い。美味いゾォ。泣きそうになった。
特に紅生姜が感動的で、こんなに美味い食べ物があるのか!と迷惑youtuberばりに(誇張)食べてしまった。ごめんなさい。結局日本食には勝てないのだ、と満足しながら宿へ。
帰り道、古いテレビでムエタイを見るおじさん軍団を見つけた。面白そうだったので少し混ぜてもらって観戦。どっちが強いのか、どっちを応援しているのか、聞いたけど、よく分からなかった。
綺麗なメトロにビル群、大量にあるショッピングモール。発展し続けるバンコク。国としての勢いを感じた。かと思えば、古いテレビでムエタイを楽しむおじさんたちもいる。不思議な魅力のあるバンコク。良い日でした。