白石麻衣が姉になりました…後書き
みなさんおはこんばんにちは。ノシンです。
今回は先日完結しました
「白石麻衣が姉になりました…」
について話していこうと思います。
少し長くなるのでその点ご了承ください。
まずはここまでの経緯を話していけたらと
その後に、説明というか後書きをですね、していけたらと思います。
遡ること3年前、妄ツイ師としてデビューして1年経った4月13日に皆さんへの感謝を込めて単発物として「白石麻衣が姉になりました…」を出しました。
欅坂オタクからデビューした自分としては、白石麻衣さんにフォーカスして書くというのは当時中々にハードルが高く、ただでさえ、激甘に設定したので完成させるまで苦労したのを覚えてます。
結果としてその時のニーズに刺さったのか、大好評を頂いてこれまでに無い数のいいねを貰えて舞い上がったのが懐かしいです。
多くの方々から続編を希望される声がありまして、少し間を空けてからシリーズ化として出し始めました。
物語の始まりはそこからでした。
当時はより甘く、より読者の皆さんに求められるような作品を提供したいと思っていて、物語の展開などは気にせずに書いていました。
今となってはそれが自分を苦しめることになっていたわけなんですけども。
苦しめる、と言っても大層なものではないです。
当時シリーズ中編、として出していたものですから、回を重ねる事に物語の方向性に疑問を感じ始めたんですね。
そんな時に転機は訪れました。
世の中がコロナで溢れ出した時期、今で言うと2年前です。
ちょうどその頃は誰もが自由を制限されて、家にいることが増えていました。
それに伴って、SNSに浸る時間が多くなりました。僕自身もそうです。
この時期に沢山の妄ツイ師さんが増えました。
それはもう、爆発的に。
その影響もあって、自分は沢山の妄ツイ師さん達とツイキャスや企画を通して仲良くすることが出来ました。
そこでの出会いが自分を変えました。
名前は出しませんが、僕に最も影響を与えたその人の作品に対する考え方、書き方、人としての価値観が当時の自分には落雷のような衝撃でした。
今だからこそ言えることですが、当時の自分の書き方はとても稚拙で、表現力、語彙力、中身、全てが足りてなかったと思ってます。
だからといって今それが伴っているかと言えばYESとは言えませんが…
その影響者をAさんとします。
Aさんと関わっていくうちに沢山のことを学べました。
文を書くということ。
物語を展開すること。
メンバーのこと。
そしてAさんを基盤に、沢山の方々と交流を重ねていくことで、自分はある決意をします。
「白石麻衣が姉になりました…を長編として描き、その物語をしっかり完結させてみせる」
と。
さらに続けて、自分ルールを作りました。
その自分ルールは絶対に変えることの無い、今の自分の作品を支えているものです。
「その物語を通して伝えたいことを設定する」
です。
簡単に言えばテーマのようなものでしょうか。
それが無いと物語として成立せず、ただなーなーに展開していくだけの、中身のない作品になってしまうと自分なりに答えをだしました。
別に自分で決めた答えなので、周りがどうだとかは関係ありませんが。
そしてそれに伴い、地の文で情景や心情を可能な限り細かく表現すべきだなと思ったんですね。
それが自分をさらに苦しめることになりました。
長い間読んでくださっている方、または一応全部読んだ方はわかると思いますが、途中で書き方が変わっていきました。
絵文字、顔文字を無くしました。
絵文字、顔文字で書くのは簡単ですが、より細かく、深く表現するにはそれらで表現を簡略化するのは逃げだと思ったんですよね。
ただでさえ、勉学的な頭の良さが無く、語彙力も皆無でろくな人生を歩んで来なかった自分ですので、頭の中に巡らせているものを文字に起こすのがとても大変で、更新頻度に大きく影響しました。
その説で待たせてしまった読者のみなさん、ごめんなさい。
そしてその書き方の変化、価値観の変化から物語にも少なからず矛盾とまでは言わずとも、無理が出始めてて、そこの軌道修正などに凄く苦労しました。
2021年になった時ですね、物語の結末をこうしたいってはっきり決まって、そこへ向けて書けるようになったのは。
そこからは流れるように書いて、そして先日、更新を初めて3年の昨日、終止符を打ちました。
本当はもっと早く終わらせる予定でしたし、長く書きすぎた所もあります。
でもその長さがあったからこそ、自分が成長できたと思ってます。
僕はこの作品と共に成長したんだと、自信を持って言えますね。
実は去年あたりに妄ツイ師辞めてやろうなんて思ってたりもして、それでも辞められなかったんですよ。
この作品を終わらせずに辞めるのは違うなって、常に「白石麻衣が姉になりました…」が僕をつなぎ止めていた気がします。
今こそ沢山のフォロワーさんがいますが、この作品なしでは得られなかったものです。
正直、この作品を終わらせるのは寂しい部分はありますが、自分も次のステージへ行かないといけないので、ちゃんと完結させてサヨナラに出来たらなと。
この作品のアフターストーリーとか、そういう類のものは書く予定はありません。
別視点とかも書きません。
この時どうだったのだろうか、とか。
この先どうなるんだろう、とか。
それらは読者の皆さんの想像にお任せします。
僕から答えを提示することはありません。
ただこれだけはちゃんと言おうと思って。
「白石麻衣が姉になりました…」
の最初のエピソード。
本当の最初のモーメントですね。
あれの中の物語はエピソード0として認識してもらいたいなと。
2以降の物語の展開に直接影響はしない、とだけ。
あれだけは別物と認識してもらわないと、作品に大きな矛盾を生じさせてしまうので。
ただ、世界観と設定はそのままなのでそこの点今更ですがご理解頂けたらと思います。
そんなこんなで、今度こそ終わりを迎えます。
このnoteが「白石麻衣が姉になりました…」
の本当のLASTとして締めくくれたらなと。
「白石麻衣が姉になりました…」
ここまで読んでくださってありがとうございました。
この作品を通して出会った全てに、感謝。
それでは👋
ま、懲りずに書きたい作品がまだあるので妄ツイ師を今すぐ辞めることは無いです。
新しい長編書くよーってくらいですね。
いつ出せるかわからんですが…
待ってて下さい。
ノシン。