回路
某社へ。
世界観を深めて構築するためにその道の泰斗の方に質問をして講義してもらうという日。
近頃こういう機会が増えているんだけど、やっぱり専門家と話すというのは面白い。
とはいえ自分は物語屋だ。
その手の知識をいっちょかみで設定に盛り込んだりすると足元をすくわれそうになる。
感動を描きたいから戦争を描く、みたいな経路の作品は本質的に間違っているわけだ。
結構溢れてるけど。
狭い界隈ではそういう作品を評価してしまっていたりもするので、そういうときはそっと距離を置くようにしている。
まあこの話こそ距離を置こう。
フェイクを気にするよりはやべぇ奴を気にしていた方が心も健康だから。
世界中にはやべぇ奴がたくさんいる。
目線はそこに合わせておく。
怖くて見てなかった『47RONIN』を面白く見れてしまった。
忠臣蔵であるか無いかとか、歴史考証がどうのとか、日本文化がどうのとか、そんな視点で見たらとてもじゃないけど見ていられない映画だと思うけど、そんなもんはぶっとばして見たら面白かったよ。
やっぱり金がかかっていることはひとつの正義だ。
見たことのないものは見せてくれるもの。
馬に乗って走ってるとことか、出島の描写とか、カッコ良かったもん。
あと菊地凛子に責められてるときの浅野忠信の表情な。
セガールやヴァン・ダムで楽しめる回路は何処かに残しておかなくちゃいけないなぁと思いましたとさ。
いや、ほんと、あの浅野忠信の表情な。
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