案山子

打ち合せ。

先々の話をしているつもりが昔々の演劇話に終始。

でもこれが凄い重要っていうか、シンプルに楽しい。

自分がお客さんとして演劇を楽しんでいた頃の話をしながら未来のことを語り創作する。

話をしているときのおじさん達の目はキラキラと輝いている。

この感覚を共有出来ているうちは大丈夫な気がしている。

創作環境についても新しい提案をさせてもらった。

それも良い方向で調整してくれている。

ありがたい。

そんな中で別の方向からは「御笠ノさんに演劇界の中心に戻って来て欲しいんです」なんて言われたり。

中心って、何処だろう?

「案山子は立っているところが世界の中心なんですよ」

そう思ってるんですけどねぃ。

まあ、来年辺り誰かにとっての中心に戻ることもあろうかと。

それはそれで楽しみ。


夜も楽しくリモート会議。

これもまた前例の無いことに取り組んでいるので楽しいです。


今、楽しいです。

死ぬのかもって思ってます。

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伊藤栄之進
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