好きな景色は好きなときに好きなだけ。
今日も実家で仕事です。地元大好きです。
あまりにも天気がよかったから外に出かけたくなり、お昼ご飯はコンビニでパンとコーヒーを買って、近所にある川沿いにあるベンチで食べました。
家までの道を散歩していると、ひらけた空き地が。
あれ?こここんな見通し良かったっけ?なんて思っていたら、そうだ、昔からあった平屋の家がなくなっていたんだ、と気付きました。
空き地の前に立った工事予定表を見ると、新築の戸建てがいくつか建つ予定のようでした。
今ではすっかりベッドタウン化してたくさんの一軒家が立ち並ぶ地元なのですが。
僕が子どものころ(というともう30年近く前なのか…)、家の目の前は田んぼで。少し歩くと、ニワトリとか馬とか羊とかを飼っている方がいて。日本の昔ながら原風景が広がる場所でした。
いつの間にかそれらはすべてなくなっていて、ふと思い出しては懐かしい気持ちになります。
ちなみにわが家の目の前には大きな梨畑があって。ちょうど家の少し低い位置にあるので、一階の窓から少し見下ろすように、一面に広がる梨畑の緑を見ることができるんですね。
その風景がすごく好きで、なんなら、見るために実家に帰ってきてるところもあります。
ずっと残りつづけてほしい風景だけど、そんなことはたぶんないから、少しでも目に焼きつけておこうと帰ってくるのかもしれないなって思います。農家のおじいちゃん、もうすごい高齢の方で、でも跡継ぎもいないらしいから。でも守りたいなーこの風景。なろうかな、梨屋さん。そんなに簡単なものじゃないと思うけど。
それにしてもぜんぜん焼きつきません。いつもきれいで新鮮で。好きな風景って、なんでこんなに飽きが来ないんでしょうね。勘弁してほしいです。