もっと遠くへ
カラオケがけっこう好きです。
好きな曲を思いっきり歌える気持ちよさ。誰かが歌う、自分の知らなかった、でもいい歌に出会えたときのうれしさ。
歌がもともと好きというのもあって、誘われたら基本的に断りません。
昨日、行ってきたんです。
カラオケに行くと、人が歌ってる曲ってすごく刺さりませんか?
もうこれ以上はってくらい聞いたはずの曲がめちゃくちゃ新鮮に感じられたり。え、この歌こんないいこと言ってたんだっけ?って発見があったりして。
昨日、一緒に行った方が、レミオロメンの「もっと遠くへ」を歌ってたんですね。
2008年の北京オリンピックで、フジテレビのテーマソングだったものですね。
レミオロメンは好きだったし当時も聞いていて、いい曲だった印象はあったんですが。改めて聞くと、すっごく歌詞がいいことに気付いて。
いやー、とてもいい。今回紹介してるのは一部なので、ぜひ一曲丸々聴いてみてほしいです。
進むべき道は、自分の心の中にあるのだと。自分が決めた道を必死に走り抜けと。力強く、背中を押してくれるような歌詞。帰り道、思わず口ずさんでました。
最近、あ、あなたこんな素敵なところもあったのね、みたいな。久々に再会して、良さに気付いてより好きになるみたいな。そんなことが増えたような気がします。年齢とともに積み上げてきた経験を、歌詞に重ねて味わいなおす、そんな感じでしょうか。増えた経験の分、立ち止まれる歌詞も多くなっているのかもしれない、なんて思います。
今日聞いたもっと遠くへは、昨日とは違う感じ方がしたし、きっと明日はまた違う感じ方をする。今日感じたことは、たぶんその時だけの気持ちだし感じ方で。なんだか運命的ですよね。
2008年の曲に、15年のときを経て出会い直す。素敵な時間でした。今、出会えてよかったな。
カラオケっていい。