2024/6 JFL 横河武蔵野 vs Honda FC
強敵にしてJFLのオリジナル9であるHondaさんとの対戦でした。Hondaも一時期のプロ契約選手がまざる状況から完全なるアマ選手のみでの構成となり一時期のような圧倒的な強さではなくなってきてはいるものの相も変わらず強敵である事に変わりはありません。
結果は0-2でHondaの勝利となりました。前期のソニー仙台戦と同じような展開でした。前半は0-0で凌ぐのですが後半に失点をすると、立て直す事が出来ずに失点を重ねるという内容。
決して武蔵野の出来が悪かったとは思いません。
ただフィジカルの差が出たのかなとは感じました。フィジカルと言っても身体能力の差ではなくて管理面です。前半の40分過ぎから武蔵野の選手の足がはっきりと止まり始めていました。日頃からサッカーに集中出来る環境ではないのでここはチーム環境の差と言ってもいいのかもしれません。
1失点目はまさに走り負けてずるずると侵入を許してほぼ真ん中の位置からフリーでシュートを打たれていました。あの時間、スタートから走っていた選手にとっては後半から出てきて足が生きている状況の相手選手に追いつくのは厳しかったのでしょう。イエロー覚悟でファールで止めるのも方法だったかもしれません。ただ良くも悪くも武蔵野の選手はフェアーに戦うのでイエロー覚悟で止める選択肢が浮かばなかったのだと思います。
個人的に明るい兆しはDF28山﨑選手に感じました。とにかく身体がきれていて走れていました。スピードがある選手なのでボールを持った時のワクワク感を感じました。
攻撃陣はなかなか点が取れないですね。悪くはないのですがビッグチャンスを決めきれない展開が続いているように感じます。辛抱強く、思い切りの良さを持って引き続きチャレンジを継続して欲しいです。
結局今期も武蔵野は降格争い待ったなしの状況です。勝ち点1が最後は大事になってきます。これから暑い時期を迎えますがまずは1試合の中で継続して走り切る身体を作る事が何よりも大事と個人的には感じました。