ドアノブ
溶け出した灯りが
廊下に洩れる
何処まで延びる
もう少しだったのに
.
体温が残った
隣りの空っぽに
背を向けて目を閉じる
.
静かな夜が嫌いだ
ひとりぽっちを
思い出すから
このまま小さくなって
もっと小さくなって
うっかり
消えてしまったりしないかと
本気で考える頃に
ようやく眠れる
ごめんなさい
.
.
蹴飛ばした小石で
水面を揺らす
ゆっくり濡れる
もう少しだったのに
.
何回も変わった
後ろの正面を
追いかけて手を伸ばす
.
うるさい朝も嫌いだ
ひとりぽっちを
思い出すから
このまま大きくなって
ずっと大きくなって
あっさり
割れてしまったりしないかと
迂闊に考える前に
やっぱり忘れる
ごめんなさい
.
.
この部屋の中にはない
この町の中にもない
出口にはいつだってドアノブがない
.
静かな夜が嫌いだ
ひとりぽっちを
思い出すから
このまま小さくなって
もっと小さくなって
うっかり
消えてしまったりしないかと
本気で考える頃に
ようやく眠れる
ごめんなさい
.
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