石ころ

あわよくば
そんなことでは
とどまらない
転がり始めた石ころは
とび跳ねる
.
ひとつだったはずなのに
もう元には戻せない
.
誰かが蹴った
思いの外
遠くまで行った
最後の願い
知らなくてもいいから
せめてそのまま
黙っておいて
上手く混ざっては紛れて
判らなくなるまで
.
.
そうなんだ
どんなことでも
ままならない
転がり続けた石ころは
見違える
.
見つけられるはずなのに
もう星には頼らない
.
大きく舞った
隣りの河
深くまで降った
さっきの光
待たなくてもいいから
あえてこのまま
放っておいて
すぐに変わっては忘れて
判らなくなるまで
.
.
絶望を切る
その鋭利な線を
なぞる指
.
誰かが蹴った
思いの外
遠くまで行った
最後の願い
知らなくてもいいから
せめてそのまま
黙っておいて
上手く混ざっては紛れて
判らなくなるまで
.
#20170824s
#ポエっちゃお
#ポエム
#poem
#lyrics
#ssw
#歌詞
#가사
#作詞
#작사
#作曲
#japan
#kochi
#高知
#妄想の作詞
#歌詞のサブスク

また夏が来るまでは。