朝が来るまで

歌わないではいられない
何処の誰かも
知らない人の為に
歌わないではいられない
.
.
夜が雨雲のように
街を覆ってしまって
仕方なく家へ帰る
その背中が侘しくて
.
大それたことなんて
一つも浮かばないけれど
疼く熱が中から叫んでいる
.
踊らないではいられない
何処の誰かも
知らない人と共に
踊らないではいられない
.
歌わないではいられない
何処の誰かも
知らない人の為に
歌わないではいられない
そんな気持ちに震えている
.
.
嘘が初雪のように
道に積もってしまって
慎重になって歩く
その姿が可笑しくて
.
張り詰めたものばかり
容易く崩れちゃうけれど
眠る空が静かに笑っている
.
語らないではいられない
何処の誰かも
知らない人を前に
語らないではいられない
.
踊らないではいられない
何処の誰かも
知らない人と共に
踊らないではいられない
.
歌わないではいられない
何処の誰かも
知らない人の為に
歌わないではいられない
.
朝が来るまで
.
そんな気持ちに震えている
そんな気持ちに気づいている
.
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何があるか判らない。予想はしても、やはり想像はつかない。明日ではなくて、今日が来るように、ただ確実に、目の前にやってきたそれと向かい合い、話し合う。

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