ぬいぐるみ
あっかんべーと
久々にされた
一緒に食べたお菓子のせいか
真っ青だったあの子の舌
.
不器用に閉じた片目で
浮かべていた思い出
そのままで
.
今となっては
どんな味だったのかも
憶えていないけれど
一口くれた
柔らかい指に
ほんのちょっと
触れたこと
そんな些細なことばかりが
忘れられない
.
.
あっという間に
ばらばらになった
地面に落ちたおもちゃのせいか
真っ青だったあの子の顔
.
不用意に垂れる涙で
汚していた袖口
そのままで
.
いつになったら
仕方がなかったのだと
諦められるのかな
内緒にすれば
喧しい声も
ほんのちょっと
消えること
そんな不思議なこと一つも
忘れたくない
.
.
帰るのを待っている
あの日の旅先の
見晴らしのいい石垣でのように
.
今となっては
どんな味だったのかも
憶えていないけれど
一口くれた
柔らかい指に
ほんのちょっと
触れたこと
そんな些細なことばかりが
忘れられない
.
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ケーキと歌と炎と息と。