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Talk to the wall

雨の音が聴きたくて
少しだけ開けた窓
不規則に正しく
何度も弾けて跳ねて触れる
.
黙っていても
対話しているような
不気味な心地よさ
.
時を忘れて
いついつまでも
一人きり
捜すはずだった何かは
また何処かで
待ってくれていると
今はそっと
瞳の幕を下ろす
反射する絶景
なおさら愛おしくて堪らない
.
.
雨の色を知りたくて
外灯に透かす傘
唐突に優しく
ばらばらに別れて割れて落ちる
.
守っていても
風化してゆくような
不思議な頼もしさ
.
陰に隠れて
いついつまでも
一人きり
渡すはずだった何かは
また何処かで
待ってくれていると
常にずっと
心の羽を伸ばす
呼応する絶望
ことさら美しくてくだらない
.
.
敢えて
それも極めて
もっとわざとらしく
.
時を忘れて
いついつまでも
一人きり
捜すはずだった何かは
また何処かで
待ってくれていると
今はそっと
瞳の幕を下ろす
反射する絶景
なおさら愛おしくて堪らない
.
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うっかり、うっすら。

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