足許の宇宙

宇宙そのものが
僕の足許に転がる
.
綺麗だななんて
思ったことはないけれど
深そうだなと
気になったことはある
.
もともと夜が
本来の姿だとすると
この影の方が
本質的な部分だと
思えてならない
.
どれだけ雄弁に語ろうが
どれだけ豪快に暴こうが
どれだけ只管に浸ろうが
どれだけ一息に攫おうが
.
暖簾に腕押し
糠に釘
夜空に懐中電灯
.
手応えだけがない
.
.
暗闇が怖いのではなくて
光がなくなるのが怖いように
ただ目が慣れるとは違って
もう目が冴えてゆく
もはや懐かしいくらいに
野性の勘を思い出す
そんな感覚
.
暗闇が怖いのではなくて
光がなくなるのが怖いように
ただ目が慣れるとは違って
もう目が冴えてゆく
もはや懐かしいくらいに
野性の勘を思い出す
そんな感覚
.
同じことを二回も言うのは
伝えたいからでも
大事だからでもなくて
気がつけて嬉しかったから
.
真相が怖いのではなくて
全てが見えないのが怖いように
ただ突き放すとは違って
もう抱きしめてゆく
もはや愛おしいくらいに
疑うことを諦める
そんな感覚
.
足許の宇宙に飛び込む
.
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愛着というものは、手を離れる瞬間になってはじめてぴかっと光るから、その時までなかなか気がつけない。でももう判ってきた筈で、それはちゃんとあるのだから、ふとした時に、思いついた時に、囁くくらいでもいいから、気持ちを表さないとな。

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