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光の角度によって
表情を変える
あの日の面影にはもう
二度と逢えない
.
一斉に黙り込む夜
堪らなくなって
飛び出した通りの暗いこと
.
知らない町に見える
そのくらいには
きっと酔っている
お酒ではなく
このどうしようもない雰囲気
もどかしい気持ちに
揺り動かされる
朝になればまた元通り
いつもの町の中へ
僕も帰る
.
.
涙の精度によって
本懐を遂げる
その目の輝きではまだ
どこか足りない
.
道端に座り込む猫
判らなくなって
追いかけた背中の遠いこと
.
暮れない町も染まる
そのくらいには
きっと明けてゆく
未来ではなく
この遣る瀬ないままの黄昏れ
素晴らしい終わり
突き動かされる
夢であればまた美しい
いつかは星の外へ
僕は歩く
.
.
花が幾度も咲くように
傷痕が次第に消えるように
思い出が懐かしさを呼ぶように
.
知らない町に見える
そのくらいには
きっと酔っている
お酒ではなく
このどうしようもない雰囲気
もどかしい気持ちに
揺り動かされる
朝になればまた元通り
いつもの町の中へ
僕も帰る
.
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仕様が変わると、また戸惑う。

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