精彩を欠く
小さい頃に描いた絵を
思い出しても
今さらもう
同じ絵は描けない
.
同じ鉛筆
同じ画用紙に
同じ絵の具を使っても
.
彼がそこに残したものは
僕が知っていたはずの世界
なのにどうして
似せようと思うほどに
精彩を欠く
その理由まで
辿り着いた頃には
また違う絵が完成している
.
.
大きい夢を語った目を
思い出しても
今さらもう
同じ目で語れない
.
同じ公園
同じ真夜中に
同じ遊具に座っても
.
僕がここで捜したものは
彼が待っていたはずの未来
だからこうして
魅せようと笑うほどに
精彩を欠く
あの出口まで
辿り着いた頃には
また遠い目で傍観している
.
.
握りしめた手に
深い傷痕
まだ赤いまま
.
彼がそこに残したものは
僕が知っていたはずの世界
なのにどうして
似せようと思うほどに
精彩を欠く
その理由まで
辿り着いた頃には
また違う絵が完成している
.
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飛び越えた水溜まり。
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