fire

言葉を選んでいると
大事なものが
過ぎ去ってしまいそうだから
繋ぎ止めておきたくて
浮かんだことを取り敢えず
矢継ぎ早に口に出した
.
暗い夜には
蛍光灯もいいけれど
キャンドルに灯る
炎を見ていたい
.
遠いいつかの今日
やっと言葉になるだろう
そのくらいの気持ちで
今は素直に打ち拉がれよう
火は腐らないから
また誰かと分け合って
それを囲んだりして
語り合おう
大丈夫だ
.
.
天気を選んでいると
大事なものを
見逃してしまいそうなのに
逆に動き出せなくて
普通のことも儘ならず
どうしようもなくて泣いた
.
狭い部屋なら
コンロの前もあるけれど
ベランダで吹かす
煙草も悪くない
.
若いいつかの今日
もっと一つになるだろう
そのくらいの気持ちで
次の朝日をのんびりと待とう
心許ないから
ただ名前を呼んでみて
声を真似したりして
確かめよう
大丈夫さ
.
長いいつかの明日
やっと痛みになるだろう
そのくらいの気持ちで
どうか静かに信じ続けたい
火を絶やさないのは
その総てが見えなくて
闇に迫られたって
言いたいから
言ってやりたいから
大丈夫と
.
#ポエっちゃお
#ポエム
#poem
#lyrics
#詞
#歌詞
#作詞
#作曲の練習
#japan
#kochi
#高知
#妄想の作詞


《初めてのことをすること》を久し振りにした。懐かしい気持ちがぐわっと体を巡って、心臓の音がはっきりと聞こえた。忘れないように、時々それをしていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?