荷物
次回予告のように
明日のダイジェストが
眠りにつく寸前の
瞼の裏に流れてくるから
今夜も僕は眠れない
.
鏡の中の自分には
いつも違和感があって
辻褄が合わないんだ
.
お釣りをくれたのは
そういうことでしょう
一言も生まれない
静まり返った時でも
頭の中では多弁も多弁
語り足りなくて
また次の日も遅刻
.
.
エンドロールのように
顔も知らぬ人の
名前がただ延々と
終わることなく流れる中から
誰かをずっと捜すだけ
.
頭の中の自分なら
こんな戸惑いはなくて
バランスが取れないんだ
.
明かりをつけたのは
そういうことでしょう
野良猫も暴れない
しばらく黙った夜なら
独りだとしても涙は出ない
使い切れなくて
また新しく増える
.
渋々捨てたのは
そういうことでしょう
太陽が沈まない
ようやく帰った街には
小さなことでも大きな見出し
忘れられなくて
もう仕方なく眠る
.
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人も、強いんだな。そんなことを考えた。こんな時だからというのはあれですが、様々なアイデアがあらゆる所から生まれ、拡がり、繋がり、また生まれる。我慢比べではなくて、優しさの重ね着のような感じ。
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