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西アフリカ一人旅③ コートジボワールの最大都市アビジャン〜アフリカの真髄を体験〜


1日目

アビジャンに到着

セネガルから飛行機で3時間ほど、アビジャンの最大都市であるアビジャンに到着。実はアビジャンは首都ではなく、数年前にヤスムクロという内陸の場所に首都機能が移行されたそう。人口過密が原因らしく、最近はインドネシアもジャカルタから遷都することを決めていた。

飛行機を降りてまず感じたのが、物凄い湿度!
砂漠気候のセネガルから来たこともあり、凄まじい蒸し暑さだ。

空港のe-visa専用カウンターで、あらかじめ印刷しておいた用紙を提出し、その場で写真を撮ってもらい本ビザを発行した。並び含め30分待ちくらい。

入国を問題なく済ませ、ホテルにタクシーで向かう。
嬉しいことに、これから訪れるコートジボワールとガーナに関しては、Uberが対応している!!
アプリによって自動で値段が決められるので観光客狙いのぼったくりタクシーと喧嘩する必要がないのだ。旅のストレスの半分を占めるタクシーの値段交渉をしばらくしなくていいというだけで、だいぶ肩の荷が降りるものだ。

驚いたのが、街並みがかなり都会的だということ!そこらじゅうでアフリカンで陽気な音楽が流れている。
セネガルの「砂漠×イスラム」の独特な雰囲気に少し疲れていたので、この熱帯の陽気な雰囲気にワクワクしていたのだった。

2日目

物凄い活気の中央駅

8時に起床。部屋からは熱帯雨林気候を感じさせる木々を望める。

この日は、世界遺産である「グランバッサム」へ行くバスに乗るために、まずはUberでGare Nord(フランス語で北の駅)に向かう。駅とはいっても鉄道やプラットフォームなどは無い。各地へ向かうバスが集まっているため、移動したい地元民はとりあえずGare Nordに行くのだ。

Gare Nordに到着。物凄い活気!!
行き先を叫ぶバスの客引きや食べ物を売る人、屋台で朝食を食べる人、エネルギーに気圧されそうになりながらもバス乗り場へ向かう。
アフリカでの移動は「乗合バス」がポピュラーだ。行き先へ向かうバスを自分で見つけ、そのバスが満員になったら出発する。1時間ほど待たなければいけないこともざらにあるため、時間には余裕を持って行動した方がいい。
「グランバッサム?グランバッサム?」と手当たり次第に聞いていたら、そのバスの場所を教えてもらえた。

窓からお金を払い袋入りの水(1つ10円)を買ってバスが満員になるのを待つ。グランバッサムまでは1500CFA(375円)。
それにしても皆んなからの視線を感じる…僕自身もアフリカについてからアジア人を一人も見かけていないから、相当珍しいのだろう

ビニールを歯で噛み切り、チューチュー吸って飲む
朝食の屋台、あそこに混ざっていく勇気は出なかった

30分ほど待って満員となったのでバスが出発。
隣のマダムと密着していてめちゃくちゃ暑い。

道中で人が降りていくのでだんだん快適に

歴史都市グランバッサム

1時間半ほど揺られ、グランバッサムに到着。
小学校から女の子たちが手を振ってくれた!どこの国でも子供は可愛い。

グランバッサムはフランス植民地時代の首都で、フランスによって作られた洋風の建造物が残っている。その歴史的な街並みにより、2012年にユネスコ文化遺産に登録された。
世界遺産といっても、歴史的建造物の多くは特に管理されているわけでもなさそうで、一見ただの朽ち果てた空き家のようだ。

もっとも有名な建物
中に入れる

歴史的建造物については特に感想は浮かばなかったが、アビジャンから離れたのどかな街並みと、のんびり暮らす地元民の生活がいい感じ。

床屋
ビーチに面する町

ランチはビーチのレストランで食べることに。
食事のメニューは1つしかないそうなので、それとビールを注文。
魚が入ったピリ辛シチューのような料理、すごく美味しい!

合計1600CFA(400円)

4時間ほどぶらぶらし、アビジャンに帰ることに。
交通量の多い道路沿いで待っていれば、乗合バスが声をかけてくれる。
アビジャン行きの乗合バスが通りがかったので乗車。

アビジャンまで500CFA(125円)

アビジャンに無事帰還。
カルフールというフランス系列の大型スーパーがあったので、夕飯を買いがてら偵察に行った。

冷房ガンガンで最高
食用カタツムリ、めちゃくちゃ元気

ホテルで夕飯をとり、この日は就寝。
明日はアビジャン市内を散策する。

魚のフライとクスクス

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