【三重県】なんかノスタルジックな路線に乗ってみる
こんにちはどうも。
まるしろです。
今回はJR東海のノスタルジックなお話。
JR東海といえば、他5社に一生自慢できるドル箱路線「東海道新幹線」を抱えています。
その売り上げは、年間一兆円以上らしいですよ。
東海道新幹線だけで、JR九州、四国、北海道三社の年間売り上げを上回る計算。
まさに天下の東海道新幹線ですね。
そんなJR東海でも、一際ノスタルジックな路線があります。
それが三重県にある名松線(めいしょうせん)です。
果たしてどんな路線でしょうか。
一度行ってみるのもいいかもしれません。
そんなわけで起点の松阪駅にきました。
松阪牛で有名な松阪市。名松線はここから出発なのです。
エモい車両が柄待ち構えていますね。
名松線は松阪駅と名張駅を結ぶ予定だったことから、名張の「名」と松阪の「松」を取って名松線と名付けられたそうです。
しかし、当初の予定通り名張までを繋ぐことが出来ず、伊勢奥津止まりとなったままです。
今回は終点の伊勢奥津駅まで行ってこいします。
いわゆる盲腸路線なので、行った道を戻ってこないといけません。
それもまたローカル線の楽しみであるはず。
それでは出発です。
さて途中の家城駅でしばらく停車。
ウロウロ写真でも撮りたいですね。
対抗車両と並びます。
反対向きからも撮影。
さて、ここから先はさらに山奥を進んでいきますよ。
名松線は2009年の台風で被災してから、長らく不通状態だったのです。
特にここ家城駅から先の区間の復旧には6年半を要したのだそう。
JRとしては廃線の方針で物事が進んでいたそうですが、沿線自治体による支援によって無事全区間復帰できるようになったのだとか。
乗っていて感じましたが、山間を縫っていく車両の姿、車窓から見る情景、これらは沿線住民の方々にとって大切な物の一つなのかもしれません。
そんな住民の方々の思いが通じ、不屈の魂で復活を遂げた名松線。
その姿に敬意を払って、次の旅へ。
また必ず来ますね、名松線。