DXと新規事業の関係性について
コンテンツ
https://www.youtube.com/watch?v=q1FGkLb8u60
概要
DXとは「デジタル技術を活用して顧客に価値を提供し競争上の優位性を確保する」こと。
業務フローの改善で10%程度改善する事は、DXではなくBPR。
DXは10倍以上改善するような取り組みのこと。
新規事業を検討する際には10倍フィルタで考える。
10%程度の改善では今までの行動を変更するまでにいかない可能性がある。
ToDo
DXを用いた新規事業を考える際には10倍フィルタも用いアイディア出しを行う。
何を10倍改善するかについては、利便性や信頼性、生産性など「〜性」で考える。
内容
DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉は、2004年スウェーデンの大学の教授によって初出し、 デジタル技術がもたらす社会活動を変革することと定義されていた。
ただ、現在の日本でのDXの使われ方としては、企業の経済活動の中でデジタル技術を活用し、ネットとリアルの両面での顧客に価値を提供し、競争上の優位性を確保することとされている。DXと似た意味合いでBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)というものがある。
これは、企業での業務フローを改善し利益をもたらすこと。この2つの違いは、DXは10倍改善する。BPRは10%改善する。などのインパクトの違いがある。
Amazonが物流ロボットを導入したのはDX。翌日配送など圧倒的に早くものが届く。
もっと言うと新規事業である。
DXは社内での改善だけのニュアンスがあり、顧客に価値を提供するまで行くと新規事業と考える事ができる。BPRは、業務フローズの改善などで、担当の配置換えなどでアルバイトを有効活用する事や、昔の流れで存在していた業務の要否を選定しなくしたり。
つまり、既存の延長線での改善活動というニュアンスがある。DXは10倍改善する。既存のやり方では無理。ロボットを活用するなどでないと達成できない。
新規事業として、10%の改善ではワークしないのでは。有料では欲しいとはならない。
10倍改善するのであれば欲しいとなりそう。
90%カロリーOFFのドーナツ。10倍以上改善しないと行動を変えようとはならない。
社内の生産性を一定に改善する仕組みはBPR施策。
社内の生産性を10倍改善する仕組みはDX。
ウォークマンがすごい理由。
昔はラジカセを担いで外に行く人がいた。それがサイズが1/10。重さも1/10になる。
「小型・軽量」がDXであった。自動車も馬車より高速で、メンテナンスの手間も楽。利便性が10倍以上。
ガラケーからiphoneも10倍。賢さやユーザビリティが圧倒的に優れている。
新規事業やDXの仮説が湧いてくる。
ここで10倍フィルタに通ったものを取り組む。脱落したものでもBPR施策として取り組むのはあり。
10倍にならないものはどれだけ考えてもDX施策にならないので考えても無駄。DXは新規事業として機能するか。重さ、利便性、生産性、信頼性など「10倍改善」には様々な観点がある。「~性」で考える。