スポーツドリンクの飲みすぎ注意!
こんにちは!ノルン鍼灸院
管理栄養士,登録販売者のななむらです!
少しずつ暖かい日も増えてきて、
晴れの日は少し汗ばむような日も
ちらほらと出てきましたね。
とはいえ天気が悪い日は
少し肌寒いときもあり、
寒暖差で体調を崩さないよう
みなさんお気を付けください。
これから夏に向けてどんどん気温が上がっていき、
汗をかくことも多くなると思います。
汗をたくさんかいたときは、
水分補給をしなければ!と考えるかと思います。
そんな時、スポーツドリンクをがぶがぶっと
たくさん飲んでしまっていないでしょうか?
こまめな水分補給はとても大切なのですが、
その時にスポーツドリンクばかり飲んでいる
という人は、
注意していただきたいことがあります!
今回は、
スポーツドリンクを飲み過ぎてはいけない理由と、
上手な水分補給の仕方
について紹介していきたいと思います。
▼スポーツドリンクを摂取する際の注意点▼
スポーツドリンクは
いわゆる清涼飲料水の仲間になります。
スポーツドリンクは
身体によいイメージがあるため、
汗をかいて排出された塩分を補給するためには、
スポーツドリンクを飲んだ方がいい
と考える方も多いと思います。
しかしスポーツドリンクを飲むと塩分と併せて
糖分もたくさん摂取してしまう
ということに注意が必要です!
上の図の通り、
スポーツドリンク(500ml)には
スティックシュガー7~10本分
のお砂糖が含まれています。
WHO(世界保健機構)は
1日当たりの総エネルギー摂取量の5%未満に、
砂糖摂取量を抑えるよう指針を出しています。
5%といえば一般的な成人のカロリーで計算すると
約25gになります。
スポーツドリンク1本で
ほぼ必要量に達してしまいますね。
熱中症予防の為にと
普段からスポーツドリンクばかりを飲むことは
糖分の摂り過ぎにつながってしまう
ということです。
一度に糖分をたくさん摂ると
血糖値の急上昇を引き起こしてしまいます!
血糖値の急上昇は
脂肪を溜め込む原因にもなりますし、
血糖値が上がることでさらに喉が渇きやすくなり
スポーツドリンクをがぶ飲みをする
という悪循環に陥ってしまうことも…。
がぶがぶとたくさん飲めばもちろんエネルギーの過剰摂取
にもつながってしまいますね。
また、スポーツドリンクの飲み過ぎで
摂取した糖分が身体で処理しきれなくなり、
吐き気、腹痛、意識がもうろうとする
といった症状がある
「ペットボトル症候群」
を引き起こすこともあります。
スポーツドリンクに限らず、
清涼飲料水や炭酸飲料は
糖分をたくさん含んでいるものが多いです。
普段からお水やお茶の代わりに
そういったものを飲んでいる人は注意しましょう。
▼水分補給の方法▼
毎日の水分補給は、
お水やノンカフェインのお茶で十分です!
喉が渇いていなくても
こまめに水分を摂るようにしましょう。
少し汗をかくような作業や運動をしたときは、
水や炭酸水に塩やレモン果汁を入れた
糖分を含まない飲料を飲むようにしましょう!
▼まとめ▼
アスリートのようにきついトレーニングをして
大量に汗をかくような人は
エネルギーを補給するという点からも
スポーツドリンクを飲む意味はありますが、
日常の水分補給には水やお茶で十分
ということが分かっていただけたでしょうか?
私は普段ほとんど
ミネラルウォーターしか飲んでいないのですが、
ポッカレモン等のレモン果汁を
ミネラルウォーターや炭酸水に入れて飲むと
さっぱり感が増して暑い時期におすすめだよ!
と友人に勧められたので
今年の夏はポッカレモン試してみたいと思います!
普段からスポーツドリンクを飲んでいた人は、
今年の夏は水やお茶に変えて
糖分を摂り過ぎないよう意識してみてください。
ダイエットプログラムのご相談や
管理栄養士による食事指導などは
ノルン鍼灸院までご相談ください!
芸能人や日本代表のアスリートを
鍼灸・栄養指導の両方から
サポートし続けています。
参考文献:
日本コカ・コーラ 製品情報 アクエリアス
https://www.cocacola.co.jp/brands/aquarius
大塚製薬 製品情報 ポカリスエット
https://pocarisweat.jp/products/pocarisweat/
サントリー 製品情報 ビタミンウォーター
https://products.suntory.co.jp/d/4901777267503/
サントリー 製品情報 グリーンダカラ
https://products.suntory.co.jp/d/4901777336704/