円盤に乗る場 : 活動報告会
円盤に乗る場は2021年4月、東京都の片隅にプレオープンしました。15組ほどのアーティストが共同して利用しているこのアトリエでは、これまで日々創作やリサーチ、勉強や交流を繰り返しつつ、しばしば実験的な公開イベントや展示も開催してきました。12月、「乗る場」がいよいよ本格的にスタートします。オープニングイベントとして、これまでの半年を振り返りつつ、これからの活動の展望を示すような活動報告会を開催します。「乗る場」に集ったアーティスト達によるパフォーマンス・トーク・レクチャーなど、さまざまな企画が行われる2日間です。「乗る場」で何が起きていて、何がこれから起こるのか、どうぞ目撃しに来てください。
円盤に乗る場:活動報告会
会場
BUoY(北千住)
日時
12月4日(土)、5日(日)
両日とも17時より
*「演技で何が現れるのかを考えるWS」は13時〜16時
*途中入退場可
料金
来場チケット
一般 2000円
円盤に乗る場購読者 1500円
配信チケット
一般 2000円
円盤に乗る場購読者 1500円
*両日ともイベント終了時までご購入いただけます。
*配信チケットをご購入のお客様は、イベント終了後も12/12まで配信映像をご覧になることができます。
ご予約
https://noruba-houkokukai.peatix.com
*円盤に乗る場購読者の方は、本記事最下部の「割引コード」をご利用ください。
●イベント終了後は、こちらで配信映像をご覧になれる視聴パスを販売致します。https://noruha.stores.jp
企画内容
4日(土)
円盤に乗る派「円盤に乗る場プレゼンテーション」(聞き手:渋革まろん)
円盤に乗る場のこれまでの紹介と、これからの活動の展望についての、カゲヤマ気象台によるプレゼンテーションです。1日目の聞き手は批評家の渋革まろん。「乗る場」という場所の、ここだからこその可能性について探ります。
辻村優子「役はない。場所がある。」
自身のセラピストとしての仕事と、俳優としての演技を結びつけ、その先に独自の演技観を提示するためのパフォーマンス・レクチャーです。円盤に乗る場で発表したものをさらにブラッシュアップした上で、活動報告会の場にて上演します。
中村大地(屋根裏ハイツ)「引き続き、「父は魚に」(一部)を読む(読んでもらう)」
円盤に乗る場で朗読会を行った中村大地は、当時未完成だった小説を完成させ、その一部を発表します。「乗る場」で開催したときは自身による朗読でしたが、今回はヴォーカリスト、アーティストの田上碧が朗読を担当します。
田上碧「机があって明るくて広いところ」
5月に行われた、円盤に乗る場最初の公開イベント(月イチコンテンツ(β版))は田上碧による朗読と歌の発表でした。今回の活動報告会では、そこからさらに「乗る場」での活動を通じて新たに創作された歌を発表します。
5日(日)
円盤に乗る派「円盤に乗る場プレゼンテーション」(聞き手:y/n(山﨑健太))
円盤に乗る場の紹介と、これからの展望についてのカゲヤマ気象台によるプレゼンテーションです。2日目は聞き手にy/nの山﨑健太を迎え、新たな創作現場のありかたについて語ります。
亜人間都市「不眠のままで立っている」
2022年2月に新作公演を予定している亜人間都市は、円盤に乗る場でも制作途中の戯曲のリーディングを公開で行うなど、公演に向けてのプロセスを進行中です。活動報告会では、新たに模索している演技についての方法論をパフォーマンスの形で発表、その後トークの場を設け、議論を進める中で俳優と演出の関係性について探ります。
「コレクティブについてのアンケート ~円盤に乗る派/鳥公園/亜人間都市/y/nの場合~」(提案:鳥公園)
円盤に乗る場は創作のためのアトリエであると同時に、複数のアーティストの共同体でもあります。また、この共同体は観客や地域といった外部ともゆるく繋がりながら、しなやかに発展していくことも目指しています。この共同体はどのように運営されているのか? どのような課題を抱えているのか? その先にどのような可能性を見出すことができるのか? 自身も複数のアーティストによるコレクティブを運営している鳥公園のメンバーを筆頭に、「乗る場」の人々によるラウンドテーブルを開催します。共同体をうまく続けていくことの難しさや特殊さについて語る先に、共同体そのものの意義が新しく見いだされることを期待します。
登壇者:鳥公園(西尾佳織、蜂巣もも、三浦雨林)、亜人間都市(黒木洋平、藏下右京)、y/n(山﨑健太)、円盤に乗る派(カゲヤマ気象台、日和下駄)
その他
日和下駄(円盤に乗る派)「演技で現れるものについて考えるWS—演技で何をしているのか」
俳優・日和下駄によるワークショップでは、参加者として招いた複数の俳優と一緒に、それぞれの演技の言語化を図ります。2日間の両日とも、活動報告会の開始前に開催し、自由に見学いただけます。
■参加俳優
12月4日 中條玲、辻村優子、日和下駄
12月5日 辻村優子、長沼航、日和下駄、藤瀬のりこ、矢野昌幸
立蔵葉子(梨茄子)「黄色は幸福で少しさみしい」
会場の一部にて、梨茄子主宰・立蔵葉子によるプチ展示を開催します。これは円盤に乗る場にて行われた体験型歌集『金平糖と夜とあたたかいもの』の一部の再現です。会場にて配布していた「目次」(短歌の載った小冊子)も販売致します。
タイムテーブル
12月4日(土)
13時〜16時 「演技で現れるものについて考えるWS」
17時 活動報告会スタート
・17:00〜18:00「円盤に乗る場プレゼンテーション」
・18:00〜18:50「役はない。場所がある。」
・18:50〜19:10 休憩
・19:10〜20:50「引き続き、「父は魚に」(一部)を読む(読んでもらう)」、「机があって明るくて広いところ」
12月5日(日)
13時〜16時 「演技で現れるものについて考えるWS」
17時 活動報告会スタート
・17:00〜18:00「円盤に乗る場プレゼンテーション」
・18:00〜18:10 休憩
・18:10〜19:10「不眠のままで立っている」
・19:10〜19:20 休憩
・19:20〜21:00「コレクティブについてのアンケート」
スタッフ
照明:みなみあかり(ACoRD)
配信:佐藤駿
デザイン:大田拓未
制作:円盤に乗る派、金森千紘
主催:円盤に乗る派
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
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