[Notion新機能] Backlinks(被リンク) を解説してみる
Notionのイケてる新機能がリリースされました 🎊
その名も。「Backlinks(被リンク) 」
待望してたかたいらっしゃるんじゃないでしょうか。
よぉ〜し解説するぞ〜〜
何ができる機能か?
Backlinks 機能は、対象のNotionページがどこから参照されているかを一気に確認できる機能です。
つまり、被リンク、被参照の一覧表示機能です。
どうやってみるか?
ページ配下の n backlinks をクリックすると表示されます。
これはページごとの設定ではなく、ワークスペース内の全ページ共通です。
邪魔だなーってなれば、右側の ・・・ から Hide backlinksで隠すことが出来ます。再表示もできます。
何をすると表示されるのか?
下記2つのパターンで自動で表示されます。
1. /link to page を利用した全幅ブロックのページリンク
/link to page のいつものやつです。
2.@{{ページ名}} を利用した インラインブロックのページリンク
@{{ページ名}} を利用したインラインブロックリンクでも表示されます。
ですが、文中のリンクでは動作しません。
(文字列の一部をハイパーリンクとする表示)
どんな時にうれしい機能か
主に2つのユースケースが考えられます。
リンク切れを防ぐことによる品質向上
と
関連ページが見つけやすくなる
という、 2点です。
ドキュメントの品質を保つユースケース
Notionでドキュメントを作っている or 見ているときにこんなことありませんか?
あぁなるほどね。別ページで詳細かいてあるのね。ふむふむ。
課題1 のリンクをポチ
おい!ドキュメント削除されてるやんけ!
もし完全に削除されてたら、こうです。
おい!!!ドキュメントねーやんけ!!
ってなります。これを防ぐための補助的な機能です。
自動で解決することはできませんが、今回の例でいえば、 課題1 のページを消すときに、そのひとが・・・
「このページに参照されてるのないかな?あったら、参照されているページを新しいページにリンク張り替えないとな」
と、意識することができます。そうやって使います。消す人がこれを意識してくれなかったら、あまり意味はないです。
悲しい。ぴえん。
(ぴえんは新卒に教えてもらいました)
関連するページを自動で拾えるユースケース
ナレッジを集めるページがあるときに、こんな使い方してませんでしょうか?
たとえば、iPaaS という用語について論じてるページがあったときに、APIにも関連するし、場合によっては、ETLにも関連する。
なので、Notion内を歩きやすくするために、link to page でそれぞれリンクを設定します。
こうなった時に、API側のページにも、同じように iPaaSのリンクを設定したりします。
こうすることで、ナレッジが 1 : N の階層構造ではなくて、 N : N で情報がメッシュに広がります。
でもこれ、1方向設定(iPaaS => API のリンクを設定)したときに、戻りのリンク張るのがめちゃくちゃ面倒です。そんなときに、今回のBacklinksで被参照のページをみれば、さくっと戻りページへの情報がつながるわけです。
Roamresearch や scrapboxなら自動なのに、だるかったですよねこれ。
(例がいつもエンジニアよりですみません。
いや〜、便利。
そんな二つのユースケースが思いつきました。
他にもあれば是非おしえてください。
ではまた。