塾無し東大生が教える受験戦略の重要性
はじめまして。のーしくるです。
東京大学文科一類に予備校無し家庭教師無しで現役合格した経験から、中学受験、大学受験(文系)に役立つ記事を投稿していきます。
受験は情報戦です。ぜひフォローをお願いします。
筆者の合格校
参考までに筆者の大学受験時の合格校を載せておきます。
東京大学 文科一類
早稲田大学 政治経済学部政治学科(共通テスト利用)
法学部(共通テスト利用)
慶應義塾大学 経済学部(A方式)
商学部(A方式)
受験は戦略ゲー
今日は、戦略の重要性についてお話します。
世の中の受験生は戦略の重要性に気が付いていません。実際、受験生の中で、高校1年生などの早い時期から戦略を立てて受験に挑んでいる人はかなり少ないでしょう。その分正しい戦略で受験に挑めたあなたのアドバンテージはとてつもなく大きいです。
戦略とは何か?
想像してみてください。
もし、24時間テレビの100kmマラソンのランナーに選ばれ、いざ本番で走るとなったとしたら。
コースも知らず、「根性!」と叫びながら、がむしゃらに走って、無事に100kmを完走できるでしょうか?できるはずがありません。
普通ならコースを把握し、ペース配分を考えるでしょうし、水分補給の場所・タイミングも調整する必要があるでしょう。何かトラブルが起こったときのための対処法、心構えを用意しておくのも大事でしょう。
受験も同じです。
がむしゃらに勉強して、本番に間に合いませんでしたでは話になりません。
勉強すべき科目はどれなのか、どの科目を優先して勉強するのか、いつまでにどれだけ勉強するのか、予定が狂ったらどうするのか、どんな単元が出題されるのか…
これを考えるのが戦略を立てるということです。戦略無くして合格無しということが分かってもらえると思います。
戦略=超重要
まずはこの事実を知ってください。
戦略の立て方
では、実際に戦略の立て方を紹介します。
0.信頼できる大人を探す
受験に詳しい、信頼できそうな大人を見つけてください。
その人と一緒に受験計画を立てましょう。
高校の先生でも、塾・予備校の先生でもいいです。
場合によってはTwttier(X)の受験アカウントでも良いかもしれません。
ここに書いた人たちは受験指導で飯を食っているプロです。
あなたの力にならないはずはありません。
信頼できる人を見つけてください。
※ 親に相談するのもいいでしょうが、多くの親は2,30年前の自身の受験経験しかないのでおすすめはできません。生活上での相談や、精神的なサポートは親に頼るのが一番ですが、受験の専門的な知識はプロに頼りましょう。
1.志望校を決める
理由はなんでもいいです。ゴールが決まらないとマラソンは走れませ ん。とにかく行きたい学校を決めましょう。
すごいらしいから東大、モテそうだから慶應、暖かいところで過ごしたいから琉球大学、漢字が左右対称だから帝京大学、理由はなんでもいいです。
2.現状分析
自分の成績(定期試験、模試)を把握して、苦手科目と得意科目を明確 にしましょう。
勉強に割くことができる時間もはっきりさせておきましょう。
3.受験に向けたスケジュールを決める
受験日から逆算してスケジュールを立てましょう。
科目ごとの優先順位を決めて、どの科目を何月までにどこまで学習するのかを決めましょう。
計画はズレるものです。一日ごとの計画ではなく、まずは月、季節単位でざっくり立てましょう。それだけでも大きなアドバンテージを得られます。
4.教材の選定
科目ごとに使う教材を決めましょう。
周りの大人にアドバイスをもらったり、ネットでの評判を参考にしたりして決めてください。
何周も繰り返して使い読み込む教材になるので、自分のやる気が出そうな教材を選ぶのもいいでしょう。
筆者も参考書・問題集についての記事を投稿する予定なので、そちらも参考にしてください。
5.受ける模試を決める
意外と忘れがちなのがこれです。
模試は
自分の勉強の進み具合を確認できる
中期的な勉強の目標・モチベーションになる
ので、かなり重要です。
高1高2は進研模試、駿台全国模試、高3は志望校ごとの冠模試、共通テスト模試などを受けるでしょう。志望校によっても変わるでしょうから周りの大人に相談しながら早いうちに決めておきましょう。
以上がざっくりとした戦略の立て方です。
戦略を立てることは徒競走で走る構えをとるのと同じです。戦略を立ててない周りの受験生はスタートラインに棒立ちしているのです。
見事に戦略を立てられたあなたは、受験に挑む準備がバッチリだと言って良いでしょう。
あなたの志望校合格、より良い人生を願って今回は終わりにしたいと思います。